カレーと本と音楽と | A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

カレーと本と音楽と

6月16日(日)、普段は何かしてないと逆に落ち着かないという回遊魚のような生活を続けているワイですが、この日はほとんど何もせんかった。

だいたいこんな日が年に数日あります。

 

この日は早朝に目が覚めてそのまま前日のオフ会の記事をアップしてそっからカレーを作ります。

具材はタマネギ・じゃがいも・人参・鶏肉という超王道チキンカレー。

何の変哲もない市販のルーから作るこういうのでいいんだよ的日本の正しい家庭的カレー。

こういうのでいいんだよ。

 

ルー1/2箱(4皿分)使用でこの日は4食カレー三昧でした。

いや4食やから四昧か。

タジ・マハールの「カレー」を聴きながら食べるのです。

この曲は歌詞が「カレー」だけで、ひたすら6分間「カレー」「カレー」と言うてるのです。

 

 

好きな音楽を垂れ流し聴きながらカレー食って本を読んで眠たくなったらうたた寝して、というのを朝から晩まで繰り返し。

まさにぐうたらの極致。

この日パラパラと読んでいたのが松尾芭蕉の「おくのほそ道」で、

まあワイの生涯の愛読書のひとつであるのですが、実は来週「近場の遠出」の小旅行に出ようと思ってすでに有給とってたんやけど、なんだか急に面倒臭くなって行くのヤメにした。

旅の紀行本を読みながら旅に出るのをやめるという適当フリーダム。

よし、ひとつ俳句でもひねるか。

 

春雨を 炒めてチャプチェ サムゲタン

 

どうやらワイには俳句の才能はないようである。

 

 

そして音楽のほうはというと、いよいよこれから夏本番ということで我が心の中原めいこ。

こないだ彼女の代表曲のひとつである「君たちキウイパパイヤマンゴーだね」を調べていたらイントロは元ネタがあったんですね。

「That's A Plenty」というジャズナンバーの引用だったとは。

発売から40年経って初めて知ったわ。

 

さすがに前日オフ会でがっつり飲んだからノンアルでええわ、とか思ってたのに気づけばウイスキーのキャップをひねっているのです。

ええ、酒クズです。

 

というわけで翌17日早朝、バラファイ(バランタインファイネストな)をやりながらの音楽は中原めいこの1985年のアルバム「チャキチャキクラブ」。

「やきもちやきルンバボーイ」は名曲よ。

チャチャガール(彼女)が浮気してるんかも知れんとルンバボーイ(彼氏)が後をつけたら素敵な年上のダンディな男性と逢ってて、問いただすと実はそのおっさんは彼女のお父さんだった、というオチのある歌詞も面白い。

 

朝ぼらけ グラス傾け 夏の影

 

どうやらワイには俳句の才能はないようである。