小説大人買い&ちょい飲み @明石 | A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

小説大人買い&ちょい飲み @明石

積み本がたくさんあるにもかかわらず、読みたい本もたくさんあるのです。

去年の後半あたりから読む本が悉く面黒くてワイの中で仄かに燻っていた読書熱が再燃、今年の漢字は「本」で決まりやな(まだ2月初旬)。

ということで隙あらば小説を買いに行くのです。

そしてついでに飲み歩き、いや飲み歩きのついでに小説を買うのか、小説を買うついでに一杯やるのか、それが問題だ(超どっちでもいい)。

 

2月3日(土)、夕方からの立ち回り、まずは工藤淳(ジュンク堂な)へ。

そして大人買い、今回は8冊購入。

 

 

ということでどっかで一杯やるか、と訪れるは「信州そば処 そじ坊」。

蕎麦屋で一杯というのも悪くない、というかむしろ蕎麦屋で一杯やるというタイミングって意外とないですよね。

とその前に工藤淳(ジュンク堂な)で購入した戦利品を確認、

本屋で紙袋が必要なほどの買い物をするヤツなんざそうそうおらんやろ、と謎のドヤリング。

会計8000円超えよ。

レシートはポケットに入れてたんでクシャってるが気にすんな。

 

 

で、ほろ酔いセットなるものを注文、おつまみ二品選べるらしい。

まずは蕎麦焼酎の湯割りでまったりと、

 

おつまみは枝豆と、

 

さつま揚げ、

こういうのでいいんだよ。

 

さつま揚げが揚げたてなのかやけに美味しくて、そして枝豆はなんと枝付き。

まさに文字通りの枝豆よ。

 

それからざるそば。

たまに食べる蕎麦というのはどうしてこうも美味しいのか。

最後に蕎麦湯を頂いて退店(画像なし)。

 

 

そしていつもの「Gala」。

 

まずはデュワーズのハイボ。

このジョッキグラスほしいわ。

 

で、そういやこの日は節分やったんですね。

ママさんから節分の豆もらいました。

確か年の数だけ食べるんですよねって、

全然足らんわ。

百歳まで生きたらこれを百粒食べるんかしんどいな、などとどうでもええおそらく来ないであろう将来の心配をするのです。

まあでも涙の数だけ食べるとかいうのよりはマシか。

 

ほんでからこないだ「サンシャインバー」に行ったことや(ママはそこのマスターと小中の同級生、「しげる」元気やった?ってマスターしげるっていうんや)、明石でバーの店舗を探しているという若いイケメンの人(おそらくは京都の「ロッキンチェアー」で働いていてなおかつ三宮のバー「アンダンテ」のマスターの同郷且つ大学の後輩)がまたこないだ来てたよ、などという話をして、世の中意外と狭いよねーなどと歓談しつつの昭和ピザを注文、こういうのでいいんだよ的立ち飲み的ピザ。

 

ワイのピザ注文に触発されてとなりの兄ちゃんもピザを注文、さらにはその兄ちゃんが東経135度のジンソーダを注文、それを受けてワイも同じのんを注文、謎の阿吽の呼吸的やりとりよ。

 

そしてなんだか雨が降りそうなので早目のパブロンで退散そして帰宅、家で飲み直すのです。

タリスカーをやりながらの音楽はニッキ・パロットの2010年のアルバム「ブラック・コーヒー」。

女性ヴォーカルのジャズはウイスキーと親和性が高いですな、異論は認めます。

ジュリー・ロンドンやペギー・リーに影響を受けたというこのニッキ・パロット、ジャケはジュリー・ロンドンの「アラウンド・ミッドナイト」のオマージュですよね。

 

「ブラックコーヒー」を聴きながらウイスキーを飲む、これ最強味噌。

 

 

 

〆はカップ焼きそばの「ごつ盛り」。

 

考えてみるとカップ焼きそばというのは不思議な食べ物です。

「カップ」でも「焼き」でも「そば」でもなく、何ひとつ一致していないのにそのジャンルが確立されているってのは凄いよな。

なんとなく「そういうもん」として世間に認知されてみんな普通に何の違和感もなく食べてますよね。

 

「不気味の谷」っていう言葉がありまして、ロボットとか人形とかがリアルに近づくほど不気味に感じるという現象を表した言葉なのですが、わかりやすくいうとアニメとか少女漫画の登場人物って顔の半分が目だったりして現実にはあり得ないデフォルメされた見た目なのですが、それらに特に違和感はないですよね。

逆にそれが例えば人形とかで本物に近づくほどなんか不穏というか気持ち悪いとか思いますよね、そういうのを「不気味の谷」というらしいです。

(画像は拾いもんな)

 

カップ焼きそばやカップラーメンも同様で、あれはあれでそのジャンルが確立され認知されているからそ逆に違和感がないわけで、これが下手に生麵とか使ってこだわりを見せて「本物」に近づこうとすると「なんか違う」とか「そういう本格的なもん求めてない」とかになるのではないかと思います。

まあそれが不気味であるかどうかは別としてな。

なおワイはマヨネーズはかけません。

マヨビーム?からしマヨ?川崎麻世?岡本真夜?そんなん邪道やねん、異論は多いに認めます。

三度の飯よりマヨネーズが嫌いなのです。

涙の数だけ嫌いなのです。