三宮でちょい飲み
ジュディ・オングのヒット曲に「魅せられて」というのがありまして、昭和時代に青春を過ごしたおっさんおばはんなら知らない人はいないと思いますが、この曲のサビのところ、
♪ウィンド・イズ・ブロウイン・フロム・ジ・エージャー♪
という部分、ワイは
♪Wind is blowing from the Asia♪
だと思っていたのですが実際は
♪Wind is blowing from the Aegean♪
だったんですね。
こないだYouTubeでなんとなく聴いてたらコメントに歌詞を書いてるのがあったんでぼんやりと見ていたらそのことに気がついたというわけです。
「Aegean」はエーゲ海のことで(カタカナ表記すれば「エイジィーアン」)、風が吹いているのはアジアからじゃなくてエーゲ海からだったのですよ。
みなさん知ってましたか?
ワイは今の今まで知りませんでした、というかそんなん気にしたこともなかったわ。
リリースは1979年、ということはワイは40年以上も勘違いしていたということになるのです。
おそらくはジュディオングがアジア系の外国人(台湾人)だったからそう思ったのでしょうし、♪エージャー♪って歌われたらアジアだと思うのも無理はないかと思われます。
たぶんワイと同じように勘違いしていた人は多いはず、いや大半の人はどうでもええと思ってるでしょうけどね。
というかそもそも「Aegean」なんてワード知ってるヤツなんかおらんやろ。
あと、この曲の正式タイトルは「エーゲ海のテーマ~魅せられて」なんですね。
画像検索してジャケット見たらしっかり書かれてたわ。
今さらながら目からウロコが100枚くらい落ちました。
令和って凄ぇな。
なお当時は揚夫人(マダムヤン)っていう即席ラーメンがあったのですが、そのCMに出ている女性もジュディオングだと思っていました。
ジュディオング=中国(台湾)=ラーメン、という構図がワイの中で出来上がっていたのでしょう。
何もかもが勘違い。
これで「ジュディオングは実は男だった!」とかいうオチなら完璧だったのでしょうけどね。
ということでジュディオングも「魅せられて」もマダムヤンも全く関係なく、ちょい飲みのエントリです。
今回も謎のワードがちょいちょい挿入されてますがまあ気にすんな。
1月13日(土)、三宮にて夜20時くらいからの立ち回り。
タワレコにて取り置きの商品を受け取り、向かうは「焼き鳥のヒナタ」。
約9割の客入りで大盛況、かろうじてカウンターの隅っこが空いておりまずはビール。
グイとビールを呷りながら今回購入したブツを取り出します。
プリンスの映画「サイン・オブ・ザ・タイムズ」のBlu-rayディスク。
過去何十回と見倒した映画ですが、Blu-rayは持っていなかったので今更ジローラモながら購入です。
ま、プリンスファンならば絶対に見ておくべき超絶ライヴムービーよな。
最初から最後までもう本当にめちゃくちゃファンキーでかっちょいいのです。
その点トッポってすげえよな、最後までチョコたっぷりだもん。
近々これを持参してカラオケボックスで爆音鑑賞する予定。
いろいろ適当に注文。
美味しかったです。
まだまだ食べたりなかったのですが、他の客の注文で焼き場が天手古舞の苫小牧だったので時間がかかると思いサクっと退店。
炭の声を聞け!
そしてバーへ、久々の「ローハイド」。
♪ローレンローレンローレン♪
で、ここも何故だか大盛況。
商売繁盛で笹持って来い。
なんかフラ語で書かれたアイラ系のボトラーズのやつを注文。
調べてみると「ブリュット・ド・フュー」と読み、お店の人は「中身はおそらくラガヴーリンでしょう」と言ってました。
スモーキーで美味しい。
ほんでレコードのリクエストもできますよというのでかけてもらったのがサイモンとガーファンクルのベスト盤。
S&Gはなんとなく冬のイメージがありますよね、異論は認めます。
ほんでぼんやりとバックバーを眺めていたらなんと!
とっくの昔に終売になったバーボン「レベッカ」を発見。
当然注文です。
まさかこの令和の時代にレベッカが飲めるとは。
いやここにきてレベッカと再会するとは。
もうしみじみと美味いわ。
酒屋で買って飲んだのはいつやったっけ?と過去記事を探ったらば2012年11月でした。
10年以上前か。
ブログって便利よな。
バーでレベッカ飲むのなんざ下手すりゃ20年振りくらいよ。
昔付き合ってた彼女に偶然バーで出会ったという感じか、いやそれはちょっと違うな。
なんか浜省の歌の歌詞にありそうやな、いやそれもちょっと違うな。
そしてレベッカおかわり。
飲めるときに飲んどかんとな、という正真正銘の小市民的思考よ。
♪どーこでーこわれたのOhーフレンズ♪
ってそれは別のレベッカ。
〆はココイチ、ロースカツカレーの野菜トッピング1辛。
今年初カリー、美味しかったです。
ちゅうわけでちょい飲みながらも充実した飲み歩き、新年早々最高のスタートダッシュとなりました(自画自賛)。