アンサリー ライヴ@神戸・北野クラブソラ
アンサリーの神戸のライヴに行ってきました。
二月にビルボード大阪でのライヴに行ってきたので今回は今年二度目のアンサリーとの邂逅になります。
今回は伴奏がピアノのみで、ちっちゃな箱でのこじんまりとしたしっとりとしたライヴになるやろな、と思ってたわけですが、思ったとおりのいい雰囲気のライヴでありました。
観客は200~250人くらいですかね。
ワイは41番目の入場で前から4列目の中央通路沿いの席をゲット。
ステージはこんな感じ↓
ステージの後ろが庭園になっていて、その庭園に大きな木があって、その枝にたくさんのランタンが掲げられていて、さらにその向こう側に神戸の夜景が見えて、何ともエエ雰囲気ですよ。
ちなみにこの日は中秋の名月だったわけですが、曇っていて月は見えず。
19時30分過ぎにライヴは始まり、セットリストはこんな感じでした↓
君微笑めば(When you're smiling)
新しい朝
青春の光と影(Both sides now)
小さい部屋で
Why Me So?
悲しみよこんにちは
トラジ
Walking One And Only
銀河鉄道999
満月の夕
僕らが旅に出る理由
時間旅行
この素晴らしき世界(What a wonderful world)
<アンコール>
ハレルヤ
こころ
アンサリーは茶色のワンピース、同系統色のぺたんこパンプスで登場。
おお。僅か数メートル前にアンサリーがいる。
このしみじみとした臨場感よ。
当たり前だが歌が本当に上手い。
ああ、目の前でアンサリーが歌ってるわ、と当たり前のことに軽く感動。
「青春の光と影」は三拍子のアレンジ、「小さい部屋で」と「満月の夕」は上記ステージ画像右側にある足踏みオルガンでの演奏でした。
「Walking One And Only」というノリノリの曲ではアンサリーが客席に来て歌ってくれました。
ワイの斜め前数十センチのところでアンサリーが歌ってる、と。
それと驚いたの斎藤由貴の「悲しみよこんにちは」のカヴァー。
原曲はアップテンポの人生応援歌的な楽曲なのだが、しっとりとバラード調で歌うのも歌詞の説得力が増していい感じでした。
あと、アンサリーは在日韓国人なので、昨今の日韓問題についていろいろ思ってる部分が端々に出ていたように見受けられました。
「君微笑めば」を歌い終わった後のMCでは
「君が微笑めば私も微笑む、君が怒れば私も怒る、これは親子でも友人でも恋人でもあることですよね、あと国家間でも。」
てなことを言うてましたし、朝鮮半島の伝統曲「トラジ」でも
「いろんな情念を込めて歌いました」
てなことを言ってました。
アンコールのラストに「こころ」を持ってきたこともそういう意思表示のひとつかなあ、と。
約二時間のライヴは感無量で終了。
本当にいいライヴでした。
おまけ:
せっかく三宮に出てくるのだから、と蘭州ラーメンを食べました。
中国人は牛肉を食べる習慣があまりないのであるが、なぜかラーメンには牛肉を使っていたりする。
日本のラーメンと比べると向こうのはコクがなくあっさりしていてしかも蘭州ラーメンはパクチーとか葉にんにくを使っているので好みが分かれるところだと思われますが、個人的にはこれがスパイシイですごく美味しかったです。
もう一杯おかわりしようかと思ったくらいw
羊肉串も提供できるのも良し。
おまけその2:
アビイロード的北野坂風景