猟盤日誌 | A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

猟盤日誌

最近は何かと忙しいわけですが、ブログを更新する暇はないくせに中古CDを漁る時間はあります、と。

ということで最近買った中古CDを紹介します。


・スマッシング・パンプキンズ 「メロンコリーそして終わりのない悲しみ」
$A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

名盤「サイアミーズ・ドリーム」の次にリリースされた、スマパン1995年の怒涛の大作
2枚組全28曲という圧倒的ボリューム。
当時はロキノンとかで発売前から凄い凄いと絶賛されていたので買って聴いてみたんだけど、この手のロック・バンドの2枚組は通して聴くのが結構キツいです(^^;
10曲入りくらいでエエのに(笑)
で、早々に見切りつけて売り払ってしまってしまってたものの、こいつが380円で売られていたので再度購入。
今聴いたらこのアルバムの良さがわかるかも知れん、と。

個人的にはビリー・コーガンの声が好きではないのですが、ネガティヴなイメージを補い余りあるほどの音楽的魅力があるかと言えば正直微妙なところです。
才能はあると思うし勢いもパッションも感じられますし、いい曲もたくさんありますが2枚組にしなければならなかったという必然性がオレにはあまり感じられないのですわ。

「1979」



・ザ・ローリング・ストーンズ 「ブリッジズ・トゥ・バビロン」
$A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

100円で売ってました。
相変わらずのストーンズ節です。
ストーンズのアルバムってのは大当たりはないけれどハズレもなく、いい意味で安心して聴けます。
どのアルバム聴いても最初の感想は「やっぱりストーンズやなあ」です(^^;

で、これは日本盤なのですが、ボートラ「悲しみのアンジー」のライヴ・ヴァージョンとかいらん。
なんでこう余計なことをするのか、と小一時間ですよ。
もちろんこういうのを聴けるというのはのは嬉しいし「悲しみのアンジー」もいい曲なんだけど、オリジナル・アルバムのラストにこういうのを収録するってのはどうもね。

「フリップ・ザ・スイッチ」



・松田聖子全集 Seiko-Box
$A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

松田聖子の4枚組のベスト盤が売られてたので買っちゃいました。
発売当時定価10000円のこのアルバムが中古で2400円ですよ。
デビューから1985年までの録音で、松田聖子が神懸かっていた時代をパッケージした正にベスト・オブ・ザ・ベストな内容です。
まあ当然ここに収録されている音源のほとんどはすでに持っているのですが、レアなのがシングルのB面曲
「裸足の季節」のB面「RAINBOW ~ 六月生まれ」と「チェリーブラッサム」のB面「少しずつ春」と「夏の扉」のB面「頬に潮風」なんかはこのCDにしか収録されていない大変貴重なナンバーです。

で、曲のタイトルに「六月生まれ」って副題をつけるくらいだからてっきり松田聖子は6月生まれなんだろうと思い、でも念のため調べてみたら・・・3月生まれだったよ。

「RAINBOW ~ 六月生まれ」



・甲斐バンド 「+(プラス) シングル・コレクションVOL.1」
$A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

甲斐バンドのシングルを集めたベスト盤で、これも音源はCDRでとっくに持っているのですが200円で売られていたので買いました。
甲斐バンドが好きな人ならほとんど知ってる曲ばかりで、ちょっと貴重なのが「裏切りの街角」のB面だった切ない名曲「薔薇色の人生」で、これがキチンとした形で聴けるのはこのCDだけじゃなかろうかと(セカンド・アルバム「英雄と悪漢」にはちょろっとだけ収録されています)。

「薔薇色の人生」



・エイミー・マン 「ロスト・イン・スペース」
$A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

エイミー・マンは好きなアーティストの一人で、新譜が出るたびにチェックはしているつもりなんですけどこのアルバムはちょっとジャケが素っ気なさ過ぎだったので購入を躊躇って、すっかり忘れ去っていたところ中古で売られていたので即ゲットしました。
ちなみにこれは900円な。

これもね、日本盤ボートラで映画「アイ・アム・サム」のサントラ収録のビートルズのカヴァー「トゥ・オブ・アス」なんかが入っておりましてね、なんでこう余計なことをするかな、と。
しかも「アイ・アム・サム」のサントラを持ってる人にとっては何の魅力もないボートラです。

「ハンプティ・ダンプティ」



・加藤いづみ 「テグジュペリ」
$A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

1991年リリースのアルバムで、加藤いづみもこのアルバムも別にどうってことはないんだけれども、ここに収録されている「Moon River」という曲は当時付き合っていた女の子が気に入っていたんですわ。
100円で売られていたのでノスタルジックな気分で遠い目をして購入(^^;

アルバム・タイトルの「テグジュペリ」というのはあの有名な小説「星の王子さま」の作者の名前。
「本当に大切なものは目に見えないんだよ」という台詞は有名ですね。

「Moon River」



・芳本美代子 「Pisces」
$A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

ミッチョンという愛称で親しまれた、八重歯もキュートな80年代のB級アイドル芳本美代子のベスト盤が100円なら迷わず即購入でしょう。
B級という表現は語弊があるかも知れませんが、いろんな意味で結果的にB級だったんじゃないでしょうか。
シングル曲は松本隆が作詞で財津和夫筒美京平らが作曲し、それなりにいい曲があったんだけれどもこれといった大ヒットがなく、しかもレーベルが演歌のイメージが強いテイチクだったりして何だかいろいろと中途半端な印象だったアイドルです。
可愛かったんですけどね。
「白いバスケット・シューズ」とか「雨のハイスクール」「Auroraの少女」など曲は素晴らしいし、ミッチョンの歌もそれなりに上手で表現力もあると思います。

デビュー曲である「白いバスケット・シューズ」はスポーツ少女的な健康的なイメージで売り出したかったんでしょうが、
♪風邪ひいてもしらなくてよ♪
「しらなくてよ」なんていうお嬢様風の言い回しは違和感ありあり(^^;
だが今となってはそんな違和感も懐かしい(笑)

ちなみに「Pisces」魚座という意味です。
カタカナ表記だとパイシーズになるんでしょうかね。
オレはずっとこのアルバムのタイトルが「Pieces」だと思ってましたわ(^^;
「魚座」ってタイトルをつけるくらいだから芳本美代子は魚座なんだろうと思い、でも念のため調べてみたら・・・やっぱり魚座だったよ。

そういや「へびつかい座」ってまだあるんですかね?(笑)

「白いバスケット・シューズ」