キャトル / トマ・フェルセン | A DAY IN THE LIFE WITH MUSIC

キャトル / トマ・フェルセン

QUATRE / THOMAS FERSEN


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①IRENE  イレーヌ

②LES MALHEURS DU LION  不幸なライオン

③DUGENOU  膝小僧

④ELISABETH  エリザベス

⑤MONSIEUR  ムッシュー

⑥MARIE-DES-GUERITES  哨舎のマリー

⑦LA CHAUVE-SOURIS  コウモリ

⑧LA MOUCHERON  羽虫

⑨CHEZ TOI  君の家

⑩LA CHANDELLE  ろうそく



本日紹介するのは、1999年のトマ・ファルセンのアルバム「キャトル」です。


トマ・フェルセンはフランスのシンガー・ソング・ライターです。

有能なソング・ライターのようで、「フランスのトム・ウェイツ」などと言われてるらしいのですが、残念ながらオレが持ってるのは輸入盤で、しかもオレはフランス語がわからないので詩の世界は何ともいえませんが、しゃがれた歌声と、独特の音楽は、トム・ウェイツに通ずるものがあります。


このアルバムはとある大型輸入CD店で試聴して一発で気に入って買いました。

ふざけたようなジャケもGOODです。



この音楽はなんというか、ちょっと説明するのは難しいです。


切ない短編映画のBGM、とでもいうようなノスタルジックな雰囲気なのですが、サーカス小屋に迷いこんだような曲もあれば、バロック調の優雅さを感じさせるものもあり、それらは時代性やジャンルを超えています。


また、ドラムやエレキ・ギターは使われておらず、アコーディオンやチェンバロ、マンドリンなどちょっと珍しい楽器が使われていて、何とも新鮮です。



ロックやポップスに聴き飽きた時、このアルバムを聴くと心が落ち着きます。