子育てで大切にしたいこと、いろいろありますが
これからの世界に生きる、というポイントから
言えることがあります。
ロボットや人工知能が人の職を奪うといわれるこれからを、サバイバルしなければならない子どもたち。
どのように育てたらよいのでしょう?
東大入試に人工知能でチャレンジしていた東大の先生が、あきらめるとの発表をしました。
その先生の言葉を要約すると、あきらめた理由は、ロボットは、思考ができない。
今後頑張っても思考できるようにはならないだろう。
だから、逆説的に、子どもに備えてあげたいことは、思考できる人に育てなさい、
ということでした。
人工知能が行うのはたくさんのデータをかたっぱしから処理すること。
それに対抗しようとしても、人の記憶力は負けます。
けれど、人工知能は思考できない。考えることはできない。人の気持ちを推し量れない。
だから、これからは、そういう能力をきちんと備えた人がサバイバルできるのですね。
思考に必要なのは、言葉と体験です。
どうぞ、子どもを知識の詰め込みの勉強に追いやることなく
豊かな言葉の環境で・・・親子の会話(命令や指図は会話ではありません)や
本をたっぷり
そして、自由・・・遊ぶ時間、と仲間と空間(3つの間=三間、サンマ)
を奪わずに過ごさせてあげましょう。