こんにちは。

 

 小学校6年生のみなさんは、いよいよ秋からの模試ラッシュの時期ですね。

 

秋以降の模試は、模試における思考力を試される問題の割合が増えていきます。

 

そのため、思考力対策をしていない受験生さんは大きく点数を下げることが多くなります。

 

ここで大切なのは、点数が下がってしまった場合、やみくもに嘆くのではなくそれぞれの志望校に合わせて対応することです。

 

まず、女子受験生さんの場合、志望校が標準校のケースは、多くの場合、塾の基本例題に忠実な問題が出題されます。

 

そのため、多少、思考力系の応用問題で点数がとれなかったとしても、塾で習う知識系の標準問題を完璧に近い形まで仕上げておくことができれば、本番で算数における合格点をとることができます。

 

標準校を志望する場合、思考系対策をしていない場合の多くは点数を落とすことにはなりますが、やみくもに思考系の問題対策に走るよりかは、基礎問題の完成度を上げることに集中した方がいいでしょう。

 

逆に、秋の模試で点数を落とした時に要注意、もしくは抜本的に対策が急務なのが、思考系の応用問題の出題率が高い志望校を受験予定の場合です。

 

関東でいえば、桜蔭、渋谷幕張などの学校、関西でいえば、洛南、高槻、神戸女学院など学校の受験を検討している場合です。

 

こういった学校はおそらく思考系対策をせずに入試本番のテストを受けても残念な結果になりやすいです。

 

思考系の問題の出来が勝負を決する学校だからです。

 

入試直前期なのに、今から思考系対策をして間に合うんですか?と思われるかもしれませんが、間に合うこともあります。

 

もちろん、個人差もありますが、勘のいい受験生さんの場合でかつ本気で自ら思考系対策が必要だと思って努力できた場合は逆転できることもあります。

 

思考系の応用問題ができているかの基準としては、「解答を見るとわかるけど、自分で思いつかない」問題が多いか少ないかです。

 

「解答を見るとわかるけど、自分で思いつかない」場合は要注意です。

 

この場合は、思考系問題があまり解けていない可能性が高いからです。

 

すぐにでも思考系対策を強化した方がいいでしょう。

 

 

 

 

このように受ける学校によって、模試の成績の見方が変わってきます。

 

模試は志望校別の模試でないかぎり、どうしても いろんな学校の問題を集約した問題のため、判断が難しいですが、自分が受ける志望校に合わせて考える必要があります。

 

くれぐれも、模試に振り回されないで冷静に活用していただければと思います。

 

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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