こんにちは。

 

中学受験の国語で意外とネックになるのが論説文です。

 

物語文は読むのが好きだし、点数もとれる受験生さんが多いのですが、論説文になると急に点数が伸びない受験生さんが多いです。

 

論説文は読み方に特徴があります。

 

ポイントは大きく2つあります。

 

問題文の構造をおさえることと、筆者の主張をおさえることです。

 

例えば、甲陽学院の論説文の問題を見てみましょう。

 

 

この文章では

 

・お掃除ロボットは弱点がある

・その弱点を人間が補う、持ちつもたれつの共生関係ができている

・人間はものとの間に線引きをしてしまう、かつ完璧を求める

・共生関係から遠ざかる(筆者の問題提起)

 

という構造になっています。

 

一番のポイントは、筆者の問題提起の部分です。

 

しかし、長文のあまり、ざっと目を通すだけの読み方や、とりあえず大事そうなところに線を引いておくという読み方では、この文章の構造を捉えることは難しくなります。

 

受験生さんの読み方を見ていると大半は上記の読み方になっています。

 

そして、点差が大きくつくであろう、問8の記述問題で点数が伸びない原因になってしまいます。

 

まずは、論説文は問題文の構造を見抜く練習が必要です。

 

そして、筆者の主張を言えるようにしましょう。

 

これができるようになると論説文は飛躍的に伸びます。

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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