こんにちは。

 

中学受験算数を学習していくにあたり、難関校を目指す場合の小学校3年生から目安のスケジュールを書いていきたいと思います。

 

もちろん、受験開始時期の違いや受験生さんそれぞれの特徴があるので、一概には言えませんが、おおよその目安にしていただければと思います。

 

・小学校3年生

計算力を身につける

 

小学校3年生の時点では、算数はとにかく計算を頑張ってください。

小4の入塾を見据えて、計算をとにかくはやく正確にできるように訓練することをお勧めしています。

九九はもちろんのこと、なるべく暗算しながら練習できるといいでしょう。

市販の計算ドリルで構いませんので、なるべく毎日練習してください。

最初のうちは1日5分からでも構いません。

「公文に行った方がいいですか?」と聞かれることがありますが、計算練習がきちんとできるのであれば行っても行かなくてもどちらでも構いません。

公文に行くと暗算はかなり得意な方が多いという印象は受けます。

 

問題集は、最初のうちはやさしめのものでも大丈夫です。

いきなりお子さんのレベル以上のものをしてしまうと、嫌になって続かないこともあるので、お子さんのレベルと同等か少しやさしいくらいから始めるといいでしょう。

 

問題集も分厚いものではなく、薄めのもので大丈夫です。

 

まずは、四則計算を完璧にしましょう。

 

 

 

 

 

・小学校4年生〜小学5年生

基礎知識を完全に身につける

 

小4からは入塾者が大半になってくると思います。

いわゆる塾のテキストの基礎例題を完全に頭にいれる必要があります。

塾の基礎例題というのは、入試問題を解く上で前提になる知識です。

取り残しがあると、小6以降模試で成績が伸びにくいですし、思考系の応用問題を解くときに全く進まなくなってしまいます。

 

できれば、小4のうちに基礎範囲は一通り勉強してしまって、小5終わりまでにはどの問題も反射的に解くことができる段階まで仕上げておくことが望ましいです。

 

1問2分以内で基礎問題は解けるようにしておくのが理想的です。

 

 

 

・小5後半〜入試まで

 

難関校を受ける場合、思考系の応用問題対策が必須です。

基礎知識が定着した段階で、思考系の応用問題対策に移行する必要があります。

 

共学校で言うと、渋幕、洛南、高槻。

女子校で言うと、桜蔭、女子学院は必須でしょう。

 

できれば、思考系対策もしておくと万全になる学校が豊島岡女子学園です。

 

思考系の応用問題対策は一問一問時間がかかるので、できれば1年ほど時間は取りたいところです。

 

 

受験開始時期や受験生さんの勉強の進捗具合によっては、スケジュールが前後するかもしれませんが、おおよその目安として、また合格者の方のスケジュール例として参考にしていただけると幸いです。

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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