こんにちは。

 

女子学院の算数は40分で大問7つを解かないといけない問題構成になっています。

 

そのため、完全に時間との戦いになります。

 

時間をかけずに解ける問題もあるので、なるべくそういった問題では時間をかけずに正解に辿り着きたいところです。

 

例えば、2024年の問題で言えば、大問1の(4)が該当します。

 

 

 

一見、図形の形がはじめてみるような形に見えますが、

 

「三角形と三角形と正方形」で1セットの規則的な並びであると理解できると、計算の方針が立ちやすくなります。

 

最初の「三角形と三角形と正方形」で棒を8本使っていて、その後は棒を7本使って「三角形と三角形と正方形」の形を増やしていっています。

 

これを読み取れると(1)(2)は、あとは計算!だけです。

 

逆に、苦戦したのではないかと思われるのが、大問1の(5)です。

 

 

例題などでよく見かける差集め算(過不足算)を少し変形させた問題です。

 

こういった問題は差がつきやすいでしょう。

 

普段から試行錯誤している癖がついていると、解けたかもしれない問題です。

 

勝った人数が負けた人数より5人少ないという問題文の条件から、人数を揃えてみようという発想になるかどうかがポイントでした。

 

大問1の(2)や(3)は別記事で説明しているのでご参照ください↓

 

 

 

ただ、一言付け加えるならば、大問1の(2)(3)はできれば得点源にしたいところです。

 

補助線を見つけることができたかどうかが分かれ目だったと思います。

 

 

時間的に差がついたのは、大問2の問題でしょう。

 

 

とりあえずしらみつぶしに考えていけば、答えには辿り着きますが、時間が非常にかかります。

 

ポイントは、430→奇数、180→偶数、20→偶数という見方をした上で、求められている合計金額は6290円になっているという点です。

 

ここからケーキは奇数個買ったと推測できると、検討しないといけない組み合わせが半減します。

 

また、ケーキが430円ということは、大雑把に考えても15個程度買うと到達しそうな値段です。

 

すると、ケーキが15個、13個、11個あたりから考えてみようかなと検討がつきます。

 

これができた受験生さんは大幅に時短のうえ、正解にたどるつけたと思います。

 

時間との戦いという観点から見ると、この問題は非常に差がついたのではないでしょうか。

 

少し長くなってきましたので、残りの問題はまたみていきたいと思います。

 

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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