こんにちは。

 

東大の現役合格率を考えた時に、私立女子校の現役合格率が高い点は注目に値します。

 

 

一般的に東大現役合格率は60%から70%前後です。

 

私立男子校や共学の場合、現役合格率は70%から80%ほどの傾向にあります。

 

一方、東大合格者数が多い女子校の現役合格率(※東大現役合格者数÷既卒生を含んだ東大合格者数)を見てみると

 

桜蔭は現役合格率が約82%(現役合格者52名÷合格者63名)

 

女子学院は現役合格率が約96%(現役合格者25名÷合格者26名)

 

雙葉は現役合格率が約88%(現役合格者7名÷合格者8名)

 

豊島岡女子学園は現役合格率が約84%(現役合格者22名÷合格者26名)

 

洗足学園は現役合格率が約93%(現役合格者14名÷合格者15名)

 

鷗友学園女子は現役合格率が約92%(現役合格者12名÷合格者13名)

 

となっています。

 

軒並み80%から90%代という高い現役合格率です。

(※女子御三家の一角の雙葉中の東大合格者数が減っているのが少し気になります。ただ、その分、新女子御三家の豊島岡女子学園や鷗友学園女子の健闘が目立つようにも感じます。)

 

データを見る限り、女子受験生さんは実力相応の受験をされる傾向にあるのかなと思います。

 

どちらかというと、男子受験生さんの方が浪人が多いでしょう。

 

共学が少し現役合格率が下がるのは、それが一因にもなっているでしょう。

 

浪人も悪くはないと思いますが、可能であれば大学は現役で入りたいところです。

 

浪人生活は精神的にも物理的にも負担がかかりますし、大学は基本的に入った年度で、上下関係(先輩・後輩)も決まります。

 

1つ上の年齢だけど入学年度が同じであれば、同じ立場として扱われます。

 

 

少し話がそれましたが、上記の現役合格率の高い学校の特徴としては、中学入試の時から記述を課す傾向が高いという点です。

 

おそらく東大入試を見据えての中学受験選抜なのでしょう。

 

東大入試の二次試験の問題を見ていただくとわかると思いますが、東大は記述量が非常に多いです。

 

桜蔭中の国語の問題は非常に東大の記述の雰囲気と似たものを感じます。

 

それ以外の学校でも、算数も記述を課したり、国語での記述の多さは目を見張るものがあります。

 

中学入試の段階で大学受験まで見据えて勉強されている受験生さんは少ないかもしれませんが、自分の目指す学校がどういう受験生さんを欲しがっているか知っておくことも大切です。

 

 

 

本日も、お読みくださりありがとうございました。

 

 

 

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