こんにちは。

 

中学受験を始めるときに、◯◯中学校に行きたいと言う希望を聞くことが多いです。

 

首都圏だと女子御三家が多いです。

 

おそらく大学受験などの進学実績も考慮してのことでしょう。

 

ただ、今年の大学実績を見ていると、メキメキ大学の合格実績が上がってきていると感じる学校があります。

 

鴎友女子学園はその筆頭でしょう。

 

豊島岡、吉祥女子と並んで新女子御三家と言われています。

 

今年も、東大合格者が13人と大健闘です。

 

入試問題もさぞ難しくなってきているのでは?と思われがちですが、

 

算数に関して言えば、基礎問題〜標準問題が出題されています。

 

大問1で計算問題が出題されます。

 

小数と分数が混ざった計算の出題が多いです。

 

小数をすぐに分数に変換できるかどうかはポイントです。

 

平面図形が毎年出題されていますが、平面図形も塾の例題で見かける問題が多いです。

 

 

上記は今年の図形問題ですが、連比の問題ですね。

 

平面図形の分野で必ずといっていいほど練習の時に見かける問題です。

 

下記は、2023年の図形問題ですが、出題者からきかれている連比のコンセプトはほぼ同じですね。

 

 

他の年度であっても、図形問題は一貫して連比をきいています。

 

難関校は出題問題が毎年変わっていくイメージがあるので、同じ論点を毎年出題していると言う意味では特徴的です。

 

その分、対策も立てやすいでしょう。

 

 ​​他の分野も問題に関しても、塾のテキストの例題で勉強したことがある問題が多いです。

 

そういった意味では、鴎友女子学園は新女子御三家ではありますが、算数の問題は取り組みやすいと受験生さんが感じやすいでしょう。

 

 

 

鴎友女子学園は2025年度入試から少し問題構成が変わることが発表されています。

 

問題数が少し増えるようです。

 

ただ、難易度等はそこまで大きく変わらないと言う印象です。

 

鴎友女子学園は、算数でも記述が課される点が特徴的です。

 

算数科の先生も、普段から説明をしっかりかくようにしてほしいとおっしゃられています。

 

2025年度入試では、答えだけかくという問題もありますが、今まで通り記述を求められる問題もあります。

 

塾の問題を解くときに、とにかくはやく終わらせたいということで、途中過程を省いてとりあえず答えだけをかくという受験生さんをしばしばお見かけします。

 

なるべく練習の時から説明はかくようにしましょう。

 

そのまま受験対策に直結します。

 

普段から説明を書き慣れていないタイプの受験生さんは、説明をかいてくださいといっても手が止まることが多いです。

 

中学受験後に入学した後に習う「数学」は、説明を必ず書きます。

 

おそらくそれを見越して、説明をきちんとかく習慣ができている受験生さんにきてほしいのでしょう。

 

ただし、国語に関しては100文字以上の記述が例年求められます。

 

基本的には塾でもあまりこの記述対策はできていないように思います。

 

鴎友女子学園を志望する場合は、国語の対策が急務であることも多いので、頑張って練習してください。

 

 

 

本日も、お読みくださりありがとうございました。

 

 

 

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