こんにちは。

 

桜蔭の算数といえば、中学受験で女子の最高峰ですね。

 

では、実際はどんな問題なのでしょうか?

 

 

関西の女子最高峰の神戸女学院は計算問題がないのですが(※もちろん、普通に大問の中で思いっきり計算します。)

 

桜蔭はあります!

 

王道の計算問題です。

 

手順通りに解いていければ、解けるはずという問題です。

 

年によって1題の事もあれば2題出題される事もあります。

 

今年は2題出題されていました。

 

 

いかにはやく正確に解けるかがポイントです。

 

計算問題は100%取らないといけないです。

 

(2)は5.75や1.35を分数にできるかですが、おそらく桜蔭の受験生さんであれば、そこまで苦戦しないはず。

 

ただ、年度によってはかなり細かい数字を聞いてくる事もあるので、入試用の練習問題で練習を積んでおくことは大切。

 

 

 

 

入試用の計算問題集をフル活用しましょう。

 

もし適当な問題集が見つからないときは、上記の問題集は入試の計算問題だけでも150題近く収録されているので、計算ノックに使ってもいいかなと思います。

 

これを全部こなせたら、まず大丈夫でしょう。

 

 

 

計算問題の次に来る問題は、

 

基本的に自分で1から考えていく問題が続いていきます。

 

規則性や、場合の数、条件整理。

 

桜蔭の問題は、問題文を読んで場面設定を理解する力も求められます。

 

あまり塾の問題ではお目にかかったことのないような条件が設定されています。

 

見たことがない問題を見ると、一瞬ひるみそうになりますが、とりあえず問題文を最後まで読み切りましょう。

 

今年の問題も一見難しそうに思えますが、きちんと問題文を読めば、意外と解けるかもしれないと思えたかも。

 

今年は大問1つ目の(2)は条件整理の問題でしたね。

 

 

条件を一つ一つ整理していくと、かなり書き出す数は限られます。

 

試験会場で手を動かすことができたかどうかは一つの分かれ目でしょう。

 

普段から、練習するときに解説を見る前に手を動かせるようになっておくことはとても大切です。

 

解説を聞いてはじめて、手が動き始める受験生さんが非常に多いのですが、この勉強法が一番通用しない女子校が桜蔭中です。

 

最初のうちは、全部書き出すような解答になっても構いません。

 

とにかく自分で答えに何らかの形で辿り着くことが必要です。

 

大手塾の場合、直前対策の演習で前年度の問題のリメイク問題などが出題されます。

 

そのため、過去問演習をそういった講習の後に受けた場合、見たことがあるので過去問の問題が解ける時があります。

 

リメイク問題は数値がちょこっと変わっているだけということもあるので、この問題知っているとなるのです。

 

そうすると、過去問を解いた時の点数が一時的に上がります。

 

本番の点数より高く出るのです。

 

しかし、その点数は本来の自分の実力とは少し違います。

 

過去問演習の点数が高いと、つい気が緩んでしまうのですが、あまり過信しすぎず、本当に初めて見た問題でどこまで解けたかで評価してください。

 

逆に、(2)①の問題は初見対策ができている受験生さんは、書き出していくとそこまで苦戦しなかったように思います。

 

また(2)②は問題分の誘導にしっかり気づくことができれば、ほぼノータイムというような問題です。

 

(2)①が大いにヒントになっています。

 

 

長くなってきたので、続きはまた書いていこうと思います。

 

 

 

本日も、お読みくださりありがとうございました。

 

 

 

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