こんにちは。
塾の課題や自主課題の問題集は、解くことも大切なのですが、その問題が今の自分にとってどのレベルなのかを「仕分ける」ことも大切です。
真面目な受験生さんほど、前から順番に全部解いていこうとされます。
その姿勢ももちろん素晴らしいのですが、難易度が上がれば上がるほど、受験生さんにとって問題集を解くのがプレッシャーになっていきます。
ずっと難しい問題を解いていくのは、なかなかメンタル的にも疲れたりします。
おすすめしているのが、問題を全部解こうとするのではなく、問題を仕分けるように解いていく方法です。
例えば、
制限時間内に、正確に答えまで導き出せた問題には◎
時間はかかったけれど、答えまでたどりついた問題はまる○
計算ミスや あともう少しで解けた問題には△
内容的に難しかった問題は×
というふうに。
記号の横に、問いた日付も一緒に書いておくといいでしょう。
ポイントは、自分がその問題に対してどの段階なのかが一目でパッとわかるようにしておくことです。
問題集で解いた問題を定着させるために、三周することをおすすめしていますが、労力的には1巡目が一番大変です。
1番大変な一周目の問題を解くときは、問題を仕分けるだけでもOKです。
問題集を前から一問一問全部完璧にしようとすると、途中で問題を解くのがいやになってくることが多いです。
それで問題集を解くのをやめてしまうよりは、1巡目はざっとで構わないので、問題を仕分けてしみましょう。
そして、二周目で
一周目○だった問題を◎にしていく、△だった問題を○にしていく
三周目で
二周目○だった問題を◎にしていく、△だった問題を○にしていく、×だった問題を△にしていく
としていけばいいでしょう。
余力があれば、
四周目をしてもいいでしょう。
三周目で△だった問題を○にしていってもいいでしょう。
もし、△や×が多ければ、三周目はできるところまでやって、少し間を空けて四周目チャレンジしてみてもいいかもしれません。
一つの問題に立ち止まってしまって、その問題集が嫌になってやらなくなってしまうよりも、最初はざっと問題集を進めてしまって、2巡目、3巡目でもう一度難しかった問題にチャレンジしていく方が問題集を活用できます。
一つずつ段階を挙げていくスモールステップアップ方式だと気持ち的にも少し楽です。
問題集がなかなか進まない時は、ぜひ試してみてください。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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