こんにちは。
今日は、『中高一貫校1学期中間テストに向けて(新中学1年生向け)』というテーマで書いていきたいと思います。
4月も後半戦に入りましたね。
中高一貫校の多くの学校では、5月の2週目前後に中間テストがあるため、少しずつ中間テストを意識されてくる時期だと思います。
中学受験を終えて、新中1の方にとっては、初めての定期考査です。
初の定期考査ということで、ドキドキと不安が入り混じった感じかもしれません。
1学期の定期考査は、初の定期考査ということで、新中1の方は、みなさんかなり意気込んで受けられます。
また、数学に関しても、中学受験の内容をかなり含んだ範囲から出題されることも多いです。
ある程度復習をしっかりしていると上位層に食い込むことが可能です。(ただ、順位が各学校一桁台などの最上位層に関しては、入学してモチベーションが高く、混戦状態が予想されます。)
イメージ的には、同じ努力量であれば、中学受験で偏差値を上げるよりも、比較的楽に中高一貫校で順位を上げることができるでしょう。
ただ、この中学受験の時と同じように淡々と努力をしていくのが中高一貫校では大変なのです。
親御さんとの二人三脚の勉強から、自分での勉強に変わっていく時期でもあるからです。
自分で自分の監督をする時間も増えていきます。
中高一貫校では、自分で自分をコントロールできないと自由な時間が増えた分、楽な方に流されてしまいます。
逆にいうと、中学受験の時のようにコツコツ努力ができれば、上位層を狙えます。
次に注意しておいた方がいいのは、定期考査は、科目数が多いという点です。
中学受験までは、算数、国語、理科、社会の4科目ですが、中高一貫校になると定期考査の科目数は10科目以上になることも。
通常でも10科目くらいが課されます。
そうなると、定期考査の勉強では、スケジュール管理が必要になってきます。
一夜漬けでは歯が立ちません。
定期考査1週間前にテストの時間割が発表されますが、そこから勉強し始めたのではまにあいません。
遅くとも、試験2週間前からは本腰を入れて勉強を始めてください。
あともう一点、大切なのが、中高一貫校の成績は2学期の中間テスト、期末テストの成績が大切ということです。
中高一貫校の勉強サイクルは、中間テスト、期末テストと同じサイクルです。
したがって中学1年生の2学期以降に、成績が固定化されやすくなります。
中1の1学期の中間テスト、期末テストは、まだ模索段階であること、比較的全員が勉強を頑張っている(=中弛みが始まっていない)ことによって、成績がお団子状態です。
それが、夏休みが明けてから、一気に様変わりします。
中学1年生の2学期になると、成績優秀者は定期考査の勉強のコツをつかみ始める時期です。
また勉強量にも差が出始める時期になります。
1学期に良い点数を取って油断してしまうと、2学期に大逆転されてしまう事象が起こります。
2学期になってくると、数学も英語も本格的に始まりますし、このあたりから中学受験までの知識が使えなくなっていきます。
1学期の間は、2学期を見据えて定期考査になれることを目標にしていただければと思います。
したがって、中学1年生の1学期は、
・定期考査になれること
・1学期の成績が良くても過信しないこと
・照準は2学期の中間テスト、期末テストに合わせること
・(10科目の試験勉強のための)勉強スケジュールの感覚を掴むこと
を頑張ってみてください。
本日もお読みくださり、ありがとうございました。
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