こんにちは。

 

今日は、『読書習慣がないお子さんに読書習慣をつけるには?(中学受験)』というテーマで書いていきたいと思います。

 

中学受験では、読書が好きなお子さんとそうではないお子さんに二分されやすい印象があります。

 

家庭教師先でも、読書が好きな方は、こちらから

 

「読書をされていますか?」

 

とお聞きする前に、自分が最近読んだ本やお気に入りの作家さんの本を見せてくださったり、お話をしてくださいます。

 

それに対して、普段そんなに読書習慣のないお子さんの場合は、本棚にちらほら受験でよく出題される本が置かれているのですが、本が動いた形跡が見られません、、、

 

綺麗に本棚に鎮座したままです。

 

実際に、

 

「この本読まれましたか?」

 

とお聞きしても、いつまでも

 

「うーん」

 

と歯切れが悪いままです。

 

中学受験の国語の成績が読書量と相関する確率が高いです。

 

また少し余談ではありますが、

 

全体的に見ていても、算数は良くても国語が苦手だな、、、という場合は、受験直前期に苦戦する可能性があります。

 

というのも、難関校の算数も近年、ますます、読解力が必要な問題が増えているからです。

 

この問題の出題者は何を聞いているんだろ?という部分に気づき、考えていく必要があります。

 

算数であっても、文章と対峙する能力が必要なのです。

 

算数が得意なタイプであっても、国語の読む力がないと、小6後半〜入試にかけての初めて見る問題を読み解くことができなくなっていくのです。

 

受験生にとって、読解力の礎となる読書は必須です。

 

 

 

さて、話を戻しますが、

 

では、どうやって読書の習慣をつければいいのでしょうか?

 

1日10〜15分でいいので、お子さんが興味がありそうな本を、親御さんが音読してあげてください。

 

ポイントは三つです。

 

①1日10〜15分

②お子さんのそこそこ興味がありそうな本

③親御さんが音読する

 

 

毎日読んでいると、早い方だと1週間も経たないうちに、自分から読もうとされ始めます。

 

いきなり自分で、長編を読み出すのに抵抗はあっても、親御さんが読んでいるのを聞いているだけだと、読書のハードルが下がります。

 

また1日10〜15分程度だとお子さんの集中力も保てます。

 

読書の習慣がない方にとって、いきなり何時間も読書をするというのはかなり厳しいです。

 

毎日少しずつでいいので、本を開けることが大切です。

 

読書の習慣がないお子さんというのは、ほっておいても読書の習慣はつきません。

 

習慣がつくまでは、読書を少しお手伝いすることも必要になります。

 

お子さんにとっては最初は全く興味がないお話だったとしても、物語が進展していくにつれて、話の続きが気になってくるようです。

 

そして、もうちょっとこのストーリーの続きが知りたい!となってくるとしめたものです。笑

 

あとは、自分で読んでみる!となります。

 

 

できれば、幼少期から読書の習慣がついているにこしたことはないのですが、小学校6年生からでも遅くはありません。

 

ぜひ、中学受験で読書習慣を身につけてくださいね。

 

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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