こんにちは。

 

今日は、『東大数学・京大数学の勉強の仕方』というテーマで書いていきたいと思います。

 

共通テストも終わり、大学受験生さんは、二次試験対策真っ最中だと思います。

 

東大、京大数学の二次試験対策は過去問研究の時期です。

 

東大・京大の二次試験の問題は一題一題が難しいですよね。

 

どうやって解き始めたらいいんだというくらい、糸口を見つけるのがまず困難な問題が並んでいます。

 

そんな中、どんなふうに過去問演習をされていますか?

 

東大・京大数学の二次試験対策として一番大切なのは、問題を自分の頭で考えることです。

 

やってしまいがちな過去問対策は、過去問を見て、

 

「全然わからない」となって、すぐ過去問の解説を見てしまうことです。

 

そして、解説を見て納得して解き直してその問題は終わり、次の問題も同様な形で演習していく、、、

 

この形が一番本番で点数が伸びません。

 

問題点は二つあります。

 

一つ目の問題点は、自分で問題解決の糸口を見つける練習ができていない点です。

 

東大京大の数学の問題は、糸口を見つけるところを見られています。

 

そもそも糸口が見つかった時点でおそらく問題は解けていると言えるほど、数学は最初のとっかかりが大事な学問です。

 

東大、京大は特に、自分の頭で糸口を見出せるかに重きを置いているように思います。

 

出題された問題において、どの切り口から問題を見るかに全てがかかっています。

 

しかし、解説をすぐに読んでしまうと、その肝心の切り口を考える練習ができていません。

 

本番では、解説はありません。

 

自分で思いつくしかないのです。

 

従って問題の解決の糸口を自分で見つける練習をしないといけないのです。

 

そのためには、問題文を読んでわからないからすぐに解説を読むというやり方ではなく、問題文と睨めっこしながら、出題者の意図を考える練習がいります。

 

また、東大、京大数学は10分や20分で糸口がパッと思いつくような問題にはなっていません。

 

今まで習った数学の公式や考え方を前提に、出題者が何を聞いているのかをひたすら考える必要があります。

 

その積み重ねが本番の数学の試験で、自分の力で解決の糸口を見つける力になります。

 

 

 

本番で点数が伸びない原因の二つ目は、過去問に載っている解説を読んで満足してしまい、自分の答案を作っていない点が挙げられます。

 

二次試験の問題は特に、過去問に載っている解説以外にも、別解があったりします。

 

またあくまで過去問解説に載っている解放は、過去問の編纂者が解いた解き方に過ぎません。

 

それは必ずしも受験生さんの発想ではなかったりもします。

 

何十年と数学に取り組んでいるかたの着眼点や説明の仕方と、高校3年生の着眼点や発想は異なることも多いのです。

 

過去問を鵜呑みにしてしまっても、本番で自分がベテランのような発想で問題を解くのは難しいことがほとんどです。

 

自分なりに、今の自分が持っている知識と発想で解く必要があります。

 

そのためには、最初から最後まで自分でその問題の構想を考え抜く必要があります。

 

先ほど糸口を見つけることが必要だと言いましたが、その続きも自分で完成させる必要があるのです。

 

解放の糸口を探し出し、自分なりの解答を作れるようになって初めて、点数がやってきます。

 

 

 

今の時期は、ぜひ、問題と向き合い続けてほしい期間です。

 

一題一題じっくり時間をかけて、取り組んでみてください。

 

本日もお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

東大・京大数学の鉄板問題集を下記に挙げておきます↓

 

25ヵ年の問題集です。

東大、京大の受験生さんの必須参考書です。

最初のうちは、問題を解いていてもなかなか手も足も出ないと思いますが、じっくり考えていくと、少しずつ出題者の言わんとしていることが見えてきます。

そうなったらしめたものです。

まだ、二次試験まで時間があるので、焦らず一題一題向き合っていただけたらと思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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