こんにちは。

 

今日は、中学受験算数の『計算は半分、暗記力』というテーマで書いていきたいと思います。

 

中学受験では、ほとんどの学校で計算問題が出題されます。

 

ごく一部の学校では、計算問題だけの問題は出ないこともあります。

 

例えば、応用問題5題ということもありますが、その場合は、直接計算問題は聞いていないものの、応用問題の中でひたすら計算をすることになります。

 

答えも計算がきっちり合わないと絶対に辿り着けないような数字になっています。

 

中学受験算数ができる大前提として、計算力が挙げられます。

 

その計算も、基本となる数字、数式に関しては暗記するくらい定着させておく必要があります。

 

計算で覚えておきたいポイントは大きく4つあります。

 

一つが平方数。

 

11✖️11=121から始まって

 

12✖️12=144

 

13✖️13=169

 

14✖️14=196

 

15✖️15=225

 

までは瞬時に出てくる必要がありますし、また121という数字を聞いて11✖️11を思いうかぶ必要があります。これは、144、169、196、225も然り。

 

できれば

 

16✖️16=256

 

17✖️17=289

 

18✖️18=324

 

19✖️19=361

 

も覚えておきたいものです。

 

 

 

2つ目が、分母が8のシリーズ(8分の1、8分の3、8分の5、8分の7)。

 

8分の1=0.125

 

8分の3=0.375

 

8分の5=0.625

 

8分の7=0.875

 

これらすべて小数から分数、分数から小数にすぐ変換できる必要があります。

 

この分母が8のシリーズは入試の計算問題で必ずといっていいほど聞かれる数字です。

 

意外と覚えていない受験生が毎年多いことにびっくりします。

 

分母が8シリーズをきっちり覚えておくだけで、他の受験生に差をつけることができます。

 

8分のシリーズは計算問題でも要の部分に使われていることが多く、瞬時に正確に処理できると圧倒的に有利です。

 

分母が16のシリーズも覚えられるのであれば覚えておいた方がいいですが、分母が8のシリーズの方が圧倒的に出題率が高い点と、分母が8シリーズをきちんと覚えていればそれを活用して分母が16のシリーズも比較的早く数字を導き出せます。

 

まずは分母が8のシリーズをきっちり覚えましょう。

 

分数で出されたら、小数にすぐ変換できる、分数で出されたら小数にすぐ変換できるようにしておいてください。

 

 

 

3つ目が、素数の倍数です。

 

特に、最難関中学校は素数に親しんでいるかが、計算問題の処理速度に多いに関係してきます。

 

計算問題であっても、数字自体、手の込んだ数字にしてあることが多いのです。

 

おそらく普段から数字にどこまで関心を持っているかも見られているのでしょう。

 

13の倍数、17の倍数、19の倍数あたりは要チェックです。

 

実際、入試問題で使われています。

 

 

 

4つ目が3.14の計算です。

 

3.14✖️9くらいまではパッと出るようにしておきたいものです。

 

もちろん、そのままでも使えますが、どちらかというと、3.14を使う筆算で効果を発揮します。

 

塾によっては、

 

12✖️3.14、15✖️3.14、16✖️3.14、18✖️3.14、24✖️3.14、25✖️3.14、32✖️3.14、36✖️3.14

 

なども暗記するようにという指示が出されるところもあります。

 

暗記できるに越したことはないですが、とりあえず3.14✖️9までがしっかりできていたら、大丈夫です。

 

3.14✖️9までは頑張りましょう。

 

中学受験の計算問題、上記の範囲は問題を解くときに瞬時に出てきて欲しいものばかりです。

 

少しずつで構わないので、入試までに身につけていってくださいね。

 

 

 

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