今日はおすすめ読書本を紹介したいと思います。
ほっこり系で読みやすい本です。
①東京すみっこごはん 楓の味噌汁
成田名璃子さん
光文社文庫
訳ありな過去を抱えた人達が一緒にご飯を作って食べる一風変わった共同食堂。
来たい時に来るというゆるっとしたシステムで、いい意味でのんびりした雰囲気が漂っています。
来店する人の気持ちも少しずつほぐれていきます。
②食堂のおばちゃん6 あの日の親子丼
山口恵以子さん
ハルキ文庫
東京の佃にある下町情緒あふれる食堂物語。
作者さんは現役の食堂のおばさまということでリアルな食堂経営と美味しそうな食べ物が沢山出てきます。
食堂のおばちゃんたちと常連さんの掛け合いがユーモラスで面白いです!
③カフーを待ちわびて
原田マハさん
宝島社文庫
カフーは良い知らせという沖縄方言。
リゾート開発をめぐり色々な思惑が渦巻く中、最後の最後に大どんでん返しが待っています。
沖縄のおばあともう一人の女性主人公のやりとりが家族のようで思わずほっこりします。映画にもなっています!
④Alaska 風のような物語
星野道夫さん
小学館文庫
アラスカの雄大な自然とアラスカに著者が惹かれた背景が丁寧に綴られています。
星野さんは綺麗な読みやすい文章を書かれます。
写真も動物の表情をよく捉えていて、迫力があります。
筆者の鋭い洞察力と考察力に色々と気づかされます。
⑤魔女の宅急便
角野栄子さん
角川文庫
小説版は映画とはいい意味で異なる雰囲気があります。
描かれている題材もほんわかしていて共感できるものばかり。
作品を通して主人公キキの成長がテーマになっています。
たまにちょこっとハラハラしますが、楽しく読めます。
⑥DIVE!!
森絵都さん
角川文庫
飛び込み競技に青春をかける男の子達の物語です。
自分にとって飛び込みとは何なのか?を登場人物一人一人が自問自答しながら向き合う様に心打たれます。
1つ1つ課題を乗り越える彼らの姿はカッコよく、応援したくなります。
⑦アンと青春
坂本司さん
光文社文庫
百貨店の和菓子売り場の販売員さんのお話です。
観察眼の鋭い彼女の視点は、和菓子売り場の人間関係の機微を的確にとらえています。
また四季折々の色とりどりの和菓子が出てきます。
甘いもの好きには思わず笑みがこぼれる本かもしれませんね。笑
⑧ドルフィン・デイズ!
旭晴人さん
角川文庫
読みやすいです。
知らない間に文章に引き込まれます。
展開も気になってわくわくします。
なによりあのかわいい「イルカ」が物語に登場します。
泳ぐこと以外周りに興味がなかった主人公が、イルカを通して強くなっていく様は必見です。