世界史や地理を勉強するときに

 

大雑把で構わないので、事前知識がいくらか入っていると

 

心持ち、楽に勉強に取り組めます。

 

 

数学や英語といった主要科目に時間を割くためにも、

 

社会科目は短時間で効率よく勉強したいもの。

 

試験前の忙しい時期には社会科系科目は暗記だけに集中できるように

 

少し余裕のある春休みや、試験以外のゆったりとした時期に

 

予備知識を楽しく頭に入れておきましょう。

 

 

 

世界史や地理は馴染みがないと人名や地名を覚えるのが苦痛になってきます。

 

あまり詳しくない分野の勉強を始めるときは

 

意外と「絵」とともに勉強するのがおすすめです。

 

 

 

ロシア革命前後、第一次世界大戦前後のヨーロッパの歴史、地理は

 

池田理代子さんの『オルフェウスの窓(中央公論新書)』

 

で予め、世界史や地理の授業に先行して、イメージを掴んでおくと学習がはかどります。

 

 

 

 

 

 

「オルフェウスの窓」は

 

ちょうど物語はロシア革命前後のドイツ、オーストリア、ロシアが舞台。

 

池田理代子さんは、あの有名な「ベルサイユのばら」の作者さんですね。

 

ストーリー・イラストがとても読みやすく見やすいです。

 

長編ですが、もし最後まで読むことができれば

 

一気にロシア革命や第一次世界大戦前後のヨーロッパの雰囲気を感じ取れると思います。

 

ちょうどこの頃の歴史は覚えることが大変多い時期です。

 

国もたくさん出てくる上に、いろんな地域でいろんな事件が勃発。

 

ロシア ・・・ニコライ2世、ラスプーチン、ユスポフ侯、メンシェビキ、ボリシェビキ、サンクトペテルブルク

ドイツ・・・ドナウ川、ミュンヘン、ビスマルク

オーストリア・・・ウィーン

 

このあたりの単語のイメージは湧くようになると思います。