今日のおすすめ読書本です!

 

①成田名璃子さん 『東京すみっこごはん 雷親父とオムライス』 光文社文庫

②水生大海さん『ひよっこ社労士のヒナコ』 文藝春秋

③瀧羽麻子さん 『たまねぎとはちみつ』偕成社

 

 

 ①成田名璃子さん

 『東京すみっこごはん 雷親父とオムライス』 

光文社文庫

 

 

 

 

 

 家族ではないけれどみんなの為に料理を作り皆で食卓を囲みます。

 

そんな中で初めて出会う小さな男の子とお爺ちゃんが仲良くなっていきます。

 

料理を通して小さな幸せの輪が広がります。

 

読みやすい文章なので、多読に向いていると思います。

 

シリーズ化されているので、どんどん読んでいくことができます。

 

 

 

 

 

②『ひよっこ社労士のヒナコ』 

 

水生大海さん

 

文藝春秋 

 

 

 

 

 

若手社労士の主人公が海千山千の相手と渡り合います。

 

会社で起きる様々な事件と周りの思惑が絡み合う中、適度な距離感を保ちながら、案件を進める様子はまるで探偵のようです。

 

タイトルはふんわりやさしそうですが、中身は会社の労務問題をシビアに描写しています。

 

実際に会社内部で何が起きているのかを、事実を自分の目で確かめながら、つかみ取っていく様に注目です。

 

 

 

 

③瀧羽麻子さん

 

 『たまねぎとはちみつ』 

 

偕成社

 

 

 

 

 

出会いと別れの切なさが少し漂う静かに心に響く小説。

 

少し内気な少女がたまたま知り合ったおじさんとの交流を通して次第に生き生きしていきます。

 

新しいことにチャレンジしたり、友達と探検に行ってみたり。

 

とても柔らかい表現をされる作者さんです。