同志社香里中合格はますます厳しく・・・

 

 元々同志社香里中は人気校ですが、

塾によっては、昨年の入試結果から、

京都の本校、同志社よりも

偏差値の設定を上げている塾もあります。

 それだけ、倍率が高いということでしょう。

 

 ただ、問題レベルは、

本校の方が難しいので、取り組み方は違います。

 

 同志社香里中の場合、

配点も算数・国語が120点、理科・社会は80点

と言う事で理科・社会もおろそかにはできません。

 

問題レベルは本校ほど難しくはないのですが、

合格最低点が高いので、

それだけミスができないということになります。

 

 取り組み方としては、

基本的な問題を素早く間違えないように

解く練習が特に必要になります。

 

そのためには、

同じテキストを繰り返しやる方が成果につながります。

 

 塾によっては、

次から次に新しい問題を与えていくと言うのが定番ですが、

定着させるという意味では、

同じ問題でもいいので、即答できるぐらいやりこなして、

暗記させるぐらいやった方が、点数が安定できます。

 

応用問題はその後でもいいと思います。

 

これは算数だけでなく、国語においても同じです。

国語も同じ文章であっても

習をちゃんとやって理解していない生徒は

同じ間違いを繰り返すからです。

 

受験前になると、

どうしても暗記物に時間を掛けなければいけないので、

少なくとも6年生の夏ぐらいまでは

算数・国語の点数の安定化が必要です。

 

 昨年もプロゲートから受験した生徒もいますが、

受験前は社会にかなり時間をかけました。

社会も案外忘れていったり、漢字が書けなかったり、

時事問題が追いついていかなかったりと、

結構時間がかかります。

同じように理科の暗記物も同様です。

 

 今年も同志社香里は相変わらず、

志望している生徒が多いようです。

6年生は夏までにあと3ヶ月。

この時期が勝負だと思って、

一度テストの結果を見て、

方向性を考慮してみてはどうでしょう・・・