受験には体力が必要

 

 ある受験生が

近所にファーストフードの店があるからというので、

毎日ハンバーガーとフライドチキンにコーヒー

という夜食で頑張り続けた結果、

見事受験した全大学に不合格になった、

かつ、糖尿病に高血圧と診断されました。

治療に1年もかかったと言う実話があります。

 

 食生活のバランスが悪いのと、

やわらかい食べ物ばかりでしっかりと噛まないので、

脳に酸素が回らいないのが原因です。

 

 こんな食生活で

受験勉強そのものの成果がでないのは、

もったいない事です。

 

スポーツ選手のように毎日体を鍛えるのも大変なことですが、

勉強も相当疲れます。

 

大学の先生によりますと、

「脳が一番カロリーを使う」との事です。

それだけに、相当な

体力が必要になると言うことになります。

 

従って、受験生と言えども、

最低限の運動、

例えば、ウォーキングやジョギング、ストレッチ運動などをやる方が、

体も頭も動くようになるので

勉強にも成果が出るはずです。

 

 それともう一つ、重要な事は食生活です。

できるだけバランスのいい食事、

中でも食物繊維を多く取り入れることが

いいとされています。

 

 「難関校を合格する受験生に太った生徒はいない」というのは、

相当量のカロリーを、頭を使って消化しているという証拠で、

ダイエットにもなっているという事です。

 言いかえれば、ダイエットをしたければ、

「集中して頭を使って勉強しなさい」と言うことにもなります。

 

 浪人生になると一日の勉強時間が、10時間以上。

医学部にもなると一日14時間以上と言われています。

それだけの長時間勉強するので、

相当量の体力が必要だと言う事です。

気力だけではどうしても続かないだけに、

今のうちから体力づくりと食生活にも十分配慮して、

合格を目指して下さい。