「さよならガンダルフ」という楽曲ができたのは2022年の事だった。
この曲が出来上がった時に考えたのは
「ガンダルフという言葉が著作権に引っかかるかどうか」だった。
ガンダルフはトールキンの原作の「ロードオブザリング」「ホビット」に出てくる魔法使いの名前。
トールキンの作品はすでにパブリックドメインとなっており、使用ができることを確認。
ロードオブザリング、ホビットにおいても欧米ではすでにパブリックドメイン化しているけれども
日本は2027年からパブリックドメインとなる。
日本は著作権の保持が70年になったからだ。
それでも、ガンダルフという言葉自体は使うことがセーフということで
この楽曲をレコーディングしたのが2024年1月。
レコーディングのための仮歌どりをしたのが2023年のことだった。
今回、ジャケットのデザインにはニュージーランドのホビット村の写真、ガンダルフの肖像画を使用しているが
この両方とも著作権フリーで使うことが許されているもの。
くれぐれも著作権・肖像権の侵害にならぬように慎重に調べた結果だ。
カップリング曲には2017年頃に作った「悲しみの太陽」を選んだ。
2018年の12月に「慈愛の輝き」をリリースして以来のスタジオレコーディング盤の発売ということになるが
この「慈愛の輝き」は2017年にはすでにレコーディングは終了していたので実に7年ぶりのレコーディングということになる。
7年あれば楽曲はたまるよね……。
「さよならガンダルフ」のレコーディングが終了してからもすでに新曲は3曲発表しているわけで・・・・。
本来2024年6月9日の香川県高松スタジオナッシュビルから販売開始の予定だったけど
マスタリングをまっちゃさんがスピーディに行ってくれたので
せっかくだから5月24日の大阪でのライブで先行発売をしようと
ジャケットのデザイン、盤面デザイン、ライナーノーツなどを早めつつ
完成に至った。
この中での最大のネックとなったのが
今までずっと使用してきた紙ジャケットのシステムが今後は使えないという事。
なんとジャケットの用紙の販売元がジャケット用紙の販売をしなくなったのだ。
もしかしたら倒産してしまったのかもしれないとも思ったけど、どうやらその心配はない様子。
しかし、この紙ジャケットはもう作ってないらしい。
ということで、今手元に残っている洋紙をどう使うか・・・・・であるけども
とりあえずは「さよならガンダルフ」のジャケットは初回盤をこの紙ジャケットで
売り切れたら次回入荷は別のジャケットとなるのは間違いない。
なので、なるべく早めに手に入れていただけたらと思う次第。
どうぞ、よろしくお願いします!!
さよならガンダルフ ジミースターダスト
<収録曲>
1,さよならガンダルフ(Normal version)
2,悲しみの太陽(Normal version)
3,さよならガンダルフ(Another version)
4,悲しみの太陽(Another version)