閏年の今年、4年に一度の2月29日。
神奈川県は茅ヶ崎にあります、ぱぱっちに出演でした。
新型コロナウイルスの猛威が日本列島を駆け巡る中
自分の体調には十分に注意を払い
また、飛沫を飛ばすことも考えて、初めての座っての演奏。
全ては安心してお客様にお運び頂くために。
しかしながら、とても人口密度の薄いライブとなりました。
タイミングってのは本当にわからないもので。
この日は雨は降るわ、富士山は雲でグルグル巻きになってて、姿も一部しか見えないわ
不吉な兆しはあったのだけど
この日にお会いする方々のために精一杯の演奏をしましたよ。
折角Monchikaさんが繋いでくださった縁。
畑をまずは耕し、種をまいて、水をやり、芽を育てて、収穫する・・・・・という作業をしていかねばなりません。
ましてや、今の僕の茅ヶ崎をこの例えに当てはめるならば、耕す前に、石ころを拾い、切り株を抜いて、畑の土地を慣らさねばならない
だからこそ、そこで出会った人々に忘れ去らえる前に赴く。
今回は初めましてのsawaさんと毎度おなじみ・・・・と言いながらもお会いするのは生涯で3度目の涼夏彩さんとの3組でのイベント。
sawaさんは三線を弾き沖縄民謡を歌う。
民謡に心を奪われてからはずっとこのスタイルだそう。
ソロでのご出演でしたが、普段はユニットもされているとか。
次回はそのユニットとご一緒出来たらいいなぁ・・・・・。
涼夏さんは京都、茅ヶ崎と2回ご一緒して、今回3度目の共演。そしてさらに4月には石川県2daysがあるわけです。
今回のジミーのステージは、大変珍しく、座って演奏しかもすべて指弾き。
指弾きのみでのライブは今年は岡山でもやりましたが。
前回見ていただいた時と違うことをしようということで、演奏曲も前回とは大幅に変えた。
セットリストを間違えてしまって、途中で順番が入れ替わってしまい、それですっかり新曲を演奏するのを忘れてステージを終えるという。
まぁ、こんなこともあるね・・・・と言うことでステージを終えた。
次回は必ず新曲やろう・・・・。
で、涼夏さんのステージの時にツイッターでイベント状況をつぶやいたりしていたのだけど、そんなときに大阪は京橋のライブハウスでコロナウイルスに罹った人が3名いたとのニュース。
ちょっとこれには悲しくなった。
体調を万全にして、健康な人だけがそこに居ればウイルスが入り込むことなんてない。
なので、体調に不備のある人や明らかにウイルスのキャリアであると自覚できる人は他人が沢山居る場所に出かけるべきではない。
そこに病人がいるということで、その会場が悪者になってしまう。
またはイベントを全て中止すべきだという風潮が進んでしまう。
ウイルスというものは、常日頃僕たちの行く先々に潜伏している。
そこに出かけるには自己責任であり、体調がすぐれないにも関わらずそこに出向くだけで他人にうつしてしまう可能性があることを鑑みる必要がある。
インフルエンザの検査をした場合、はっきりするまでは出かけたりしないよね?
さらにはインフルエンザであることが発覚したら、その時点で自宅療養するよね?
コロナだって同じ。
自分はしんどいだけで、そのくらいなら大丈夫・・・・なんて気持ちで外出したら、様々な人が迷惑する。
ライブ会場やイベント会場には迷惑をかけないようにするには、そこは徹底しないといけない。
中止になったイベントも沢山ある中で、開催出来ていることはそれだけでも嬉しいことだ。
ただ、開催するならばそこに来る全ての人にご協力をしてもらわねばならない。
僕の知り合いが昔、インフルエンザになっているのがわかっているにも関わらず、ツアーをキャンセルしたくないからとインフルエンザであることを隠してツアーに出たという。
それ、絶対にダメだよね?
この程度なら大丈夫ってのはないよね?
日本の国の全体的な空気として「この程度では仕事は休めない」なんてことがさも立派なように考えられていたりするが、
そういう考えこそがこういう事を招いているのかもしれない。
残念だ。
そんな中、気を取り直して僕はステージをこなしました。
自分は健康であり、万全であったから、精一杯やりました。
この先も僕はこのスタンスでライブを続けよう。
そう考えながら。
なので、ライブハウスに出かける皆さんも是非、こういうスタンスで楽しみに来てください。
茅ヶ崎ぱぱっち、今回も僕はナポリタンを食べました。
これで3回ともナポリタンでした。
この日お会いできた全ての皆様に感謝します。
セットリスト
1、夜空のベンチ
2、回転木馬
3、flyaway
4、純然たる光
5、真実のマーチ
6、猫になりたい
7、慈愛の輝き
8、悲しみの太陽