まずは、この日お会いできた全ての皆様に感謝します!!

 

さて、今年最後のジミースターダストのライブとなり、「サイレン」の香川県レコ発&newTシャツの販売開始

 

更には10数年ぶりにギターアンプをプリンストンリバーブからブルースデヴィルに変えてのライブ

 

・・・・というこの日は情報量の多い日でした。

 

元々、ブルースデヴィルというフェンダーのアンプをずっと愛用してきたのだけども

 

途方もなく重く、運搬に向いてないという事で小型のアンプを手に入れたのが

 

フェンダーのプリンストンリバーブ。

 

このプリンストンはジミヘンが使っていたことでも有名。

 

プリンストンはとてもいい音がする上にスピーカーが1つだけの軽いアンプという事で運搬が楽

 

エレベーターがない階上にあるライブ会場でも楽々運べる。

 

ところが、どうもこのところ音の様子がおかしい。

 

なんだか、同セッティングしてもブリブリとした音になってしまう。

 

きっとパワー管か整流管が寿命なんだろう・・・・いや、気のせいかもしれない・・・という状況でずっと使ってきたので

 

一度アンプを変えてライブをしてみようと思い立ったのだ。

 

ブルースデヴィルはスピーカーが4つ。つまりプリンストンの4倍は重い。

 

駐車場からお店のエレベーターまで運ぶだけで腕がちぎれそうになる。

 

 

しかし、リハーサルの時から

 

音がすこぶるよく、このアンプの方が良いという結論。

 

まぁ、これはもちろんプリンストンが不調だから…でもあるわけだけど

 

スピーカーが4つ鳴っている振動というものがこれほど重要に3人編成の音を支えてくれるとは思わなかった。

低音の響きが全く違う。

 

この先もエレベーターが使える場所ではこのアンプの方がよいのではないか?と結論。

 

 

 香川県のスタジオナッシュビルはこの日ステージの高さが高く改装された初めてのライブという事で

 

いわゆるこけら落としなのだ。変な音を出すわけにはいかない。

 

そういう想いもあってのアンプの変更でもある。

 

なにせ12月5日に3時間弱(実際は2時間47分)のステージをこなしているので30分ステージは内容から気持ちから演奏レベルにおいても「余裕」をもってこなすことができた。

 

その「余裕」の中には「アンプの音が気に入らない」という邪念が必要なかったというのも大きかったと思う。

 

演奏という意味で言えばこの日のジミースターダストの演奏は2025年で初めての音を出したといっていい。

 

どんな演奏曲も、この日の演奏は他では聞くことのできない音となった。

 

2025年を締めくくるステージとして申し分なかったように感じる。

 

2025年12月14日香川セットリスト

1,猫になりたい

2,Flower Bloom

3,Badboys

4,ひとりぽっちの海賊船

5,あの時の少年

6,砂の城

7, 虹の向こう

8, サイレン

UC,さよならガンダルフ

 

 

 まずはこの日にお会いできた全ての皆様に感謝です!!

 

急激に寒くなった大阪。

 

この日は昼間は暖かかったけど、夜は冷え込みが激しかった。

 

 

さて、この4人で初めてのワンマンライブ。

 

しかも途中に休憩挟まず一気に30曲演奏。

 

アンコール3曲。

 

全33曲。

 

果たして、お客さんはついて来れるのか?

 

演奏ってのは、ただやみくもにやればいいものではない。

 

 

その場にいるお客様が最初から最後まで楽しんで貰えるか・・・・だ。

 

飽きることなく過ごしてもらえるかだ。

 

 

飽きない演奏。

 

それが「演奏」だ。

 

 

長いなぁ‥‥なんて思われたら負けなのだ。

 

 

そして、時間を短く感じてもらえるというのが理想だ。

 

 

 

 

ジミースターダストの普段のライブは「ステージドリンクの持ち込み禁止」だ。

 

たかだか1時間~2時間程度、ドリンクなしでやりきるペース配分は当たり前だと思っているからだ。

 

 

この日は3時間近く演奏・・・なので自分もステージドリンクを用意。

 

過去に3時間半38曲やったワンマンライブでもステージドリンクは用意してなかったので、今回はジミースターダストの歴史上初、ステージドリンクを用意した。

 

まぁ、ステージドリンクを飲む・・・と言うのもパフォーマンスの一つとしたのだ。

 

本来はいらない。

 

 

1曲目には何をやるか?  

 

ラストの曲は?

 

そこからのアンコールはどうするか?

 

 

今、もっともふさわしい形はどれか?

 

それを考えて選曲。

 

Qちゃんにはかなりのプレッシャーだったのではないだろうか?

 

 

この日初めて演奏する曲が沢山あったからだ。

 

 

そして、まさかQちゃんの一番好きなジミースターダストの曲・・・が意外なものだった。

 

トビーさんも即答で意外な曲名をあげた。

 

 

 

リハーサルですでに全曲ワンコーラスずつ歌っている。

 

という事は、STARTの時点で18曲はフルで歌っていることになる。

 

更に、前の日はジミースターダストのスタジオリハで3人で同じようにセットメニューをワンコーラスずつ33曲演奏している。

 

 

で、本番は33曲フルで歌う訳で。

 

 

ギターの音も今回のライブではかなり変えた。

 

アンプのセッティングを・・・・と言う事だけど。

 

3時間演奏で、お客さんの耳に障らない音としてハイとローを削った。

 

 

削ったけども、いつものジミースターダストであるという音作り。

 

 

 もう数年ぶりに人前で演奏する曲もあり、ドラムはスティックではなくブラシを用いての初演奏の曲もあった。

 

ベースが入ってのワンマンライブもユキちゃん以来なので2017年以降初ということになる。

 

 

割と初めて尽くしだったこの日。

 

 

とにかく、時間配分に気を付けながら

 

お客さんを置いてけぼりにしないようにステージ進行し

 

最後までやりきることが必要だった。

 

アンコール前に一回引っ込んで着替えを済ませてまたステージへ。

 

この日の思いはすべて演奏で伝えたつもり。

 

「サイレン」も順調な売り出し。

 

 

ライブが終わって、Qちゃんと二人で飲みに行く。1時過ぎまで中津で飲み

 

Qちゃんは宿へ、僕は駐車場で車の中で寝た。

 

朝4時ころ寒さで震えて起き

 

見事に風邪をひいて喉をやられた。

 

ライブが終わってからでよかった。

 

 

今はもう、復活半ばだ。

 

 

この4人でのライブは今年はこれでおしまい。

 

2026年1月12日の大阪中津Vi-codeにまたこの4人が登場します。

 

 

ぜひお越しください。

 

2025年12月5日 大阪ワンマンセット

1, ロンサムナイト

2, Flower Bloom

3, お気の召すまま

4, Badboys

5, 君の事

6, Survival

MC

7, ひとりぽっちの海賊船

8, 嗤う海賊

9, 砂の城

10,   陽だまりのメモリー

11,   Shinny Days

12,   鋼の花

13,   夜空のベンチ

14,   あの時の少年

15,   素晴らしき世界

16,   三日月の夜

17,   星屑のメロディー

18,   真実のマーチ

19,   世界の理

20,   Drive My Car

21,   君と僕

22,   SF(サイエンスフィクション)

23,   悲しみの太陽

24,   慈愛の輝き

25,   Flyaway

 MC

26,   虹の向こう

27,   夜明けの旅人

28,   踏切

29,   月とカゲロウ

30,   サイレン

アンコール

31,   純然たる光

32,   猫になりたい

33,   さよならガンダルフ

 

 

 

ジミースターダストの「サイレン」

 

レコーディングは2024年の1月と2月での令和最初のレコーディングセッション。

 

え?もう2年近く経ってるじゃないか・・・・・とおっしゃりたい気持ちはよくわかる。

 

 

CDってね、まぁ・・・・CDに限らず作品のリリースっていうのはね

 

はい、作りました。だから出します。連続で出します。どんどん出します・・・・ってわけにはいかないものなんです。

 

 

例えば・・・わかりやすい例で言うならば

 

 

日本のテレビで人気のバンド・・・というカテゴリー(バンド名は出さないけど)の実際の話ですが

 

 

デビューが決まり、レコーディングが終わりました。

 

レコーディングでは8曲終了しました。

 

さぁ、どの曲をデビューシングルとして出しましょう?

 

ということが会社の流れであるわけです。

 

 

一発目は、この曲がいいんじゃないか?

 

これで火が付くんじゃないか?

 

という事でデビュー曲が決まるわけです。

 

デビューシングルという事で8曲レコーディングが終わった中から、タイトル曲とカップリング曲が決まります。

 

ここでレコーディング済みの作品の8曲の中から2曲が選ばれるわけです。

 

と言う事は残りの6曲はどうなるか?

 

このデビューシングルの売り上げによって、セカンドシングルの発売が決まり、またそのために6曲の中から選曲されるのです。

 

・・・とまぁ、このように

 

8曲あれば、4枚目のシングルまでは候補曲が既に出来上がっているわけです。

 

ところが、せっかく出来上がっていても

 

評判がパッとしなければお蔵入りとなったり

 

契約打ち切りで世に出なかったりするわけです。

 

 

レコーディング作品は「商品」です。

 

商品である限りは売れないといけません。

 

 

遊びではないのです。

 

リリースしてから、その作品を売るためのキャンペーンや動きが必要になります。

 

デビュー作は華々しくとにかく評判になるもの。

 

それ以降は隠し玉として最後の砦はこれであるというものを一番最後に出す場合と

 

立て続けに勢いに乗って出す場合で選曲が変わってきます。

 

 

CD自体を作るのはお金さえ出せば簡単に出せます。

 

そして

 

出すことが目的であれば、この時点で目的は達成となります。

 

あくまでCDを出すことが目的であるならば・・・・。

 

 

僕にとってはそうではありません。

 

作品を作ったのならば、それをたくさんの人の元に届けたい。

 

届けるためには、ライブをキャンペーンとして実演し

 

その演奏を聴いて気に入って貰えた方々にお買い上げいただく。

 

ライブの物販で、その日にどれだけのCDが売れたか・・・と言うことがライブステージの結果であると思います。

 

全く売れない日もありますし、在庫が切れるくらい売れる日もあります。

 

こういう繰り返しで

 

自分の作品が本当に必要とされているのかどうか?を考えながら

 

今現在の既存の作品を全て持っているという人が増えて初めて

 

では、次の作品をリリースしようか・・・・となるわけです。

 

「サイレン」をレコーディングした時点で、

 

ああ、この場合は10曲をレコーディングしていたのですが

 

最初にリリースするのは「さよならガンダルフ」

 

最後にリリースするのは「サイレン」と決めてました。

 

 

「さよならガンダルフ」は好調な売り上げで、在庫がすぐになくなりました。

 

今は増産していますが、その間に次々と作品がリリースされたことにより

 

「さよならガンダルフ」の売れ行きは落ち着いてしまいました。

 

 

ジミースターダストの楽曲はジャンルが多岐にわたるため

 

この曲だけで推していくと

 

他のジャンルの曲をおろそかにしてしまいます。

 

ましてや、「さよならガンダルフ」はとても特殊な曲です。

 

ステージ時間の長い時でなければ演奏ができないものであり

 

自分たちがトリでない時には演奏が難しい曲です。いわゆる「旅の終わり」の曲です。

 

イベントブッキングでコンセプトがある場合、ジミースターダストがイベントの幕を下ろす曲を演奏するわけにはいかないのです。

 

演奏時間も長いので時々30分ステージという短いライブがありますが

 

そういった時には演奏できません。

 

なのでリリースはしながらも演奏することができなかったケースがあります。

 

しかも、出演はその時限りだったりすると実際にステージで演奏を聴いてもらえず曲を知らないまま・・・となります。

 

 

なので他の作品「君の事」や「Flyaway」「踏切」と言った作品がリリースされてからはおのずと、他の作品ばかりが演奏されてきました。

 

これが「さよならガンダルフ」の売れ行きが落ち着いてきた原因です。

 

 今回の「サイレン」はずっと演奏し続けてきました。

 

それこそレコーディング前から2025年のライブもずっと。

 

なのでジミースターダストを見たことのある方々には既にご存じの曲ということになります。

 

ようやく、作品となった・・・・・わけです。

 

でも最新の作品。

 

長らく演奏してきたにもかかわらず

 

作品としては最新なのです。

 

 

まずは2025年12月5日の大阪でのライブ

 

そして12月14日の香川県でのライブ

 

 

この2回が「サイレン」の販売となるライブです。

 

2025年はこの2回しかライブがないからです。

 

是非、ライブ会場にお越しになり「サイレン」のご購入をお願いします!!

 

聴いてみてどう思ったか?

 

それが全てです。

 

作品を作った僕はあとはその感想にゆだねるしかありません。

 

12月5日 大阪中津Vi-code ジミープロジェクト公演

ジミースターダストfeatQ(路傍の石)初ワンマンライブ

「サイレンが鳴ってる」

open18:30  start19:00

前売り・当日共に3000円(1ドリンク600円別途必要)

出演>ジミースターダストfeatQ(路傍の石)

 

 

12月14日 香川県高松スタジオナッシュビル出演