「君の事」のカップリングとなる曲。
実はイントロ部分とAメロを大学生の時に作ってほったらかしにしてあった曲。
そのころからテイスト的にスライ&ザファミリーストーンを意識していたけど
全く続きが思い浮かばなかったので
イントロ部がまるでマンハッタントランスファーの様だな‥‥なんて思っていた。
あれからずいぶんと経って、ほったらかしにするのも何なので一気に書き上げた。
レコーディングこそ2024年の1月だけれど、演奏レパートリーに加わったのは2021年頃。
7年ぶりのレコーディングなので7年分の楽曲があるわけで
その中でも最近の曲という事になる。
レコーディングでは5分以内に収まったけどステージ演奏の時はもう少しエンディングが長くなることもある。
音質的にはドラムは角のとれた70年代くらいの音…がイメージ。
鍵盤はそれこそスライ&ザファミリーストーン的な音。
これはあくまでも僕が作った時に頭の中で鳴ってた音のイメージだけど。
なのでドラムにタオルを敷いてサスティーンを殺した音を作った。
それでもレコーディングではどうしても2024年という時代の流れは拭い去ることはできなかった。
それだけレコーディング機材が進化したという事。
僕が欲しい音を具現化するためにはすべてのマイクをアナログにして、昔の機材を用意するしかない。
そうするとね1億円はかかるのです。
そして
僕が考えている音・・・・はそれを聞いたことのある人にしか理解できないので
きっとメンバーはピンと来てないと思う。
こういう音…と説明しても「ああ、これね」と言って出せるわけではないという意味で。
というように100パーセント思惑通り・・・・という訳にはいかないのが現実。
その中でいかに自分の理想に近づけるか・・・・ということになる。
これはレコーディングだけでなくステージ演奏についても同じ。
ちなみに
イントロのバックで鳴ってるキーボードのフレーズは「未知との遭遇」をイメージ。
今回は「君の事」とのカップリングでR&Bテイストのある1枚となったけど
ジャンルが様々な僕の曲の中でも共通点のあるものをカップリングにしてみました。