こんにちは。
いそべ晶子です。

樽木栄一郎&宮川剛 ドラムセミナー @シライミュージックに参加させていただいた。

樽木さんも宮川さんも「初めまして」で、ちょっとドキドキ。

今回のドラムセミナーは、樽木さんと宮川さんのDUOツアーの1日としての位置づけで、ライブ半分セミナー半分という形式。まずはライブから。

1曲めで、わわわわわ!となり、2曲めにはもうすっかりわしづかまれていた。

どこからが音でどこからが空間なのか、分からなくなる。宮川さんは、ドラムが鳴っていないときも、体のどこかで空間を鳴らしている。わたしは見入ってしまい、つい口が開いてしまう。笑

樽木さんもドラムから音楽を始めたそうで、鳴らすギターが打楽器のよう。ギター特有の波というよりは、打音で聞こえてくる。こんなギターは初めてで、こちらも口が開く。

曲の間に、あらかじめ参加者から出してもらった質問に宮川さんが丁寧に答えてくれる。わたしの中では質問という形にまでならなかったものが、他の人がしてくれた質問のおかげで、次々と明らかになっていく。

知りたかったことが見る見る分かる、この嬉しさ!

演奏する人と、鳴らした音と、アンプと、マイクと、スピーカーを通して、わたしのところに届いている音の、それぞれの隙間はいったいどうなっているんだろう?

…という、わたしの中の大きな「?」が、今回のセミナーの中での、宮川さんの体験を通した言葉で、すごくすっきりした。

ありがとうございました。


セミナー終了後、ドラムマガジンと会場限定CDにサインをいただきつつ、おふたりに今日の感想をお伝えできた。嬉しい。

宮川さんのパンデイロのくだりの話で、わたしの頭に浮かんでいたのは、着物の着付けの先生のことだった。先生は、どうしたら着つけた人が楽で、着つけるこちらも楽にできるかということを、常に工夫されていた。

宮川さんは、その話を丁寧に聞いてくださって、うちの子どもにご飯作るときみたいなものかな、きちんと作るというより、美味しいものをささっと作って食べさせてやりたいって感じかなあとおっしゃってくださった。

そのいちいちに愛情深さがにじみ出ていて、ますます、ジンときてしまった。


初めて買ったドラムマガジン。表紙は今日のおふたり。

ドラム好きで良かったと、心から幸せなセミナーだった。

おふたりを呼んでくださったシライさん、ありがとうございました。

樽木さん、宮川さん、豊橋に来てくださって、ありがとうございます。



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感謝をこめて
いそべ晶子