こんにちは。
いそべ晶子です。

夕暮れの時間、街を歩く。

明るい太陽も好きだが、夕暮れ時から日没〜夜へと移りゆく時間はいいねぇ。

薄紫から藍色〜闇へと空気の色が濃くなっていく。

金沢の21世紀美術館で見たインスタレーションに、濃い群青を濃く濃く塗り重ねてブラックホールにした展示があった。

太陽がとぷんと落ちて、すっかり闇になると、それを思い出す。

目で見ていることの多くは思いもよらないことなのかもな。


今日から、秋の南山大学オープンカレッジでグレゴリオ聖歌。

声や息を合わせて歌うと、そこにある宇宙が広がって軽い瞑想状態に入る。日々の中で、知らず知らずに強張っていた部分が解けて行く。

ああ気持ちが良かった。

すっかり軽くなった身体で、いつもより少し大きい歩幅で、鬱蒼とした木々に話しかけながら坂を登る帰り道。

今日もありがとう。
また再来週ね。


感謝をこめて
douxnido いそべ晶子
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