こんにちは、いそべ晶子です。
その昔、友達の彼氏さんが会社の社長さんで、時々、友達とのごはんに、わたしを呼んでくれては奢ってくれて、何くれと話をしてくれた。
ある時、何かのはずみで、わたしの仕事の話になり、アルバイトで(正社員でなく)働いていることを「勿体無い、ちゃんと働け」と、その時のわたしにとっては、くどくどと、その方は話を続けた。
つまらなそうな顔をしていたわたしに、「ちゃんと聞きなさい」と言うので、うっかり「興味がないんです」と答えてしまった。
その方は「興味がないとは何事だ」と怒って帰ってしまった。それ以来、ごはんに呼ばれることは無かった。友達には謝ったが、あの言い方はないわ、と、たしなめられた。それもそうだが仕方ない。
いまでも、わたしの学歴を知る人にの中には、いまのわたしの暮らしぶりや働きぶりを見ると、勿体無いと言う人はいる。
本当にそうだろうか?
わたしには、たくさんの可能性があって、わたしを見る一人一人の目に、その人が見る可能性がある。いまのわたしは、それらに興味がないことはないが、あまりにも近くに行くと、どれがわたしの考えていることなのか、分からなくなってしまうことがある。
だから、これくらいの距離感がいいんだと思う。それは、興味がないってこととは違うと、いまのわたしは知っている。
なんとなく、思い出したので書きました。
つれづれ。
感謝をこめて
douxnido いそべ晶子
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