やらなければならない時期にやる気にならない | purintoyatoのブログ

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夏は受験勉強にとって重要な時期と言われます。
それなのに、当の受験生本人は全然やる気を見せてこない。
この子のやる気スイッチはどこなの?
そもそもこの子にやる気スイッチはあるの?
そう感じる受験生の保護者の方もいるでしょう。
人のやる気なんて、理屈ではありませんからね。

やる気が来るのを待とう。

そんな悠長なことは言っていられませんね。
では、どうすればいいのでしょうか?

『勉強しなさい❕』とそればかり言っても本気で勉強するようにはならないことは保護者の方も分かっていることでしょう。

仕事でも学校でもサークルでも、人と人が繋がりのある環境で生きるためにはコミュニケーションをとること、それが大事です。
中学受験は、受験生本人だけでなく、周りの人たちとの関わりが必ず生じます。受験生本人だけの世界ではありません。
その1番の近い存在が保護者の方です。
受験生にとって、心の中のどこかに枯渇している部分があるのかもしれません。潤いのない枯渇している部分が、やる気を削いでいるかもしれません

小6生で2年以上は受験学習をしてきているのならば、自覚はあるはずです。でも、この大事な時期にやる気にならないのには何かがあるはずです。
あまり、面と向かって話したことがないかもしれませんが、お互い照れずに受験生とお話しましょう。
その際、注意しなければならないのは、保護者の方が受験生であるお子さんにお説教するような注意をするような口調で話すのはやめましょう。
受験生は、また注意されるんだ、と思っていることでしょう。立場の優劣や上下は決して良いコミュニケーションにはなりません。
対等な位置関係で一方的に受験生を責めずに、保護者の方の本音も話し、素直に受験生が話ができるようにしましょう。
良いコミュニケーションがとれたことにより、受験へのやる気が出でてくるかどうかは分かりません。しかし、受験勉強がはかどらず、時間だけが無駄に過ぎる日々を考えれば、お子さんとしっかり話す機会を作ることは無駄ではないと思います。
もちろん、1回限りにしないで、何回でも、定期的でも、話す機会を作ることは大切です。

入試が近くなれば、もっと複雑な状況や気持ちになります。

受験生とのコミュニケーション、このことは何よりも受験への近道かもしれません。
入試当日、力を出し切れるかも普段のコミュニケーションにかかっているかもしれません。

保護者の方が勇気を持って、対等な位置関係で話をしてみましょう。
お子さんの成長が見られるかもしれませんよ。