算数と数学の解き方の違い②解答解説 | purintoyatoのブログ

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問題)

まんじゅうを1個30円で340個仕入れました。これを3個入り150円と5個入り240円で売りました。3個入り、5個入り、合わせて90箱売り、すべてのまんじゅうが売れました。箱はすべて同じ箱で、箱の仕入れ値は1個5円です。このまんじゅうを全て売り上げたときの、利益を求めなさい。

 

解答)

6000円

 

 

解き方①)

3個入りと5個入りを90箱でまんじゅうの合計は340個だから、つるかめ算で3個入りの売上個数と5個入りの売上個数を求めます(下の図参照)。

上の図の面積図から、3個入りは55箱、5個入りは35箱売れたことを求めました。あとは利益を求める計算です。利益=売上ー原価(仕入れ値)から求めます。

売上=150×55+240×35=16650

原価=30×340+5×90=10650

利益=16650-10650=6000

 

 

解き方②(数学))

3個入りをx箱、5個入りをy箱として、連立方程式を立てます。

x+y=90

3x+5y=340

この連立方程式を解いて、x=55 y=35 が得られます。

利益は、利益=売上ー原価 の関係から求めます。

利益=150×55+240×35ー(30×340+5×90)

 

※原価(仕入れ値)の計算の中で、箱の原価を入れるのを忘れないようにしましょう。

 

 

 

 
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