今朝の岩手日報
大谷翔平もそうだったように、自分も父親とキャッチボールをした思い出がある。随分と昔の話になってしまった。
家の前の車通りもほとんど無い土のデコボコ道。
捕球しそこなうとボールがイレギュラーしてあらぬ方向に弾んで転がって、しかも途中から下り坂になってるから必死で追いかけるはめになる。
そうやってボールを追いかけてばかりいたからか、野球はあまり上手くはならなかった。
今朝、宅配便で荷物を送ったからね、とLINEがあった。
ありがとう。
北国でも春の訪れを感じ始める3月を目前にして、真冬には全く降らなかった雪、しかもドカ雪が降ってる。
この雪で今更冬に逆戻りした、なーんて考えるのはちょっと違うかも。
この大雪こそが今年の暖冬を象徴するラスボスなのではないかと思うのです。
いつもなら3月も終わろうかという頃にガッツリ降る岩手県沿岸部恒例の「春のドカ雪」、これが一月早くやってきたんだろうなと。
盛岡の雪も、そこそこ降った割には日中には融け始めて根雪になる気配もなく、明らかに春雪の様相だしね。
宮古では珍しく63cmも積もったらしい。雪遊びをしたい子供たちには残念だろうけど、すぐに融けると思うよ。
この雪が融けたら、春はもうすぐそこだよ、多分ね。
春よ 来い
早く 来い
清々しい青空 朝9時の気温は5℃ この時期の盛岡としては春のような暖かさ。
そんな爽やかな朝に、少し寒いけど庭でコーヒーが飲みたくなった。
一枚上に羽織って外へ。陽射しがあるから思ったより寒くはない。
コーヒーを片手に椅子に座る。
青空を見上げる。
微かな声が聞こえたから。その声が少しずつ大きくなってくる。
北を目指すV字が遥か遠くからゆっくりと近づいてくる。
春間近を告げる白の群れ。
彼らが冬を運んで来て、そして運び去るのか。
今年は2週間ほど早いようだ。
白鳥の北帰行? うん、それも例年になく早いようで、最近は北に向かうV字飛行を見ながらちょっとさみしい気持ちになってる。
でも、わが家で少し早い春を感じているのははこれ。
クリスマスローズ。もうこんなに綺麗。
今年はほんと暖かいやら雪は無いやら、○十年生きてきてこんなに穏やかな冬を過ごした記憶はどこにもない。
地球規模で考えれば温暖化が大きな問題なのは判るけれど、肉体的にも精神的にも金銭的にも厳しい北国の冬から解放されることがどれほど嬉しくありがたいか。
北国に暮らす人間のわがままを言わせてもらえれば、今冬のくらいがいい。これ以上の温暖化が進まずこれくらいで安定してくれたらいいなと思う。
今年は春の訪れが早そうだ。
春、その響きだけで、フワッと幸せな気分になれる。