病気発覚前の半年

鏡の前で自分の顔が黄色く見えた。今思えばこれが病気の始まりだったんだろうか?

いったいいつから発症していたのだろう?

 

ずーっとずっといまいち体調が思わしくなくて

でもそれなりに生活出来ていて

でもなんかおかしくて

MRIに入ったり 神経内科や循環器内科を受診したり病院に時々行っていた。

2016年5月に病気が発覚する直近の血液検査は、2016年1月31日に循環器内科に受診していた。

白血球2600

赤血球406

血小板139000

好中球12L(47.6%)←Lのマークついてるあんぐりうさぎカナヘイ!?

 

これって標準値ギリギリの数字だなって今になって気づく。

まだ大丈夫だったのかな?

貧血の治療を2年前にした時は、その時の体調にもよると思うけど

白血球6000ぐらい

血小板24万〜30万で、決してギリギリではなかった。

白血球について先生は、

「運動してない人は白血球少ない人がいる 運動するように。貧血気味だけど生理もある事だしこれぐらいなら食べ物に気を付けたら大丈夫だから。」

みたいな事を言われたと記憶している。

この頃、貧血の数値は気になっても 血小板に関しては、関心なかったし先生は何も触れなかった。やっぱり貧血気味なんだなと思った。先生に言われた通り運動不足解消にウォーキングマシーンで走ったりしていた。

 

2016年4月13日.15日 

歯科検診 歯の掃除をしてもらう

歯科は定期的に検診をしていた。

歯石をとってもらって綺麗なはずなのに歯茎から出血。掃除してもらったばっかりなのになんでなんだろう?  歯槽膿漏? 変だな~と思った。

 この頃には、仕事中にも目眩がした。貧血酷くなった?と思った。

 5月のゴールデンウィーク開けから仕事が忙しくなるし、手相占いでも検診に行きなさいと言われたし、不正出血も2、3ヶ月前から時々あったので仕事が連休になったので検査しておこうと思った 

 

2016年4月28日産婦人科受診

子宮頸がん、子宮体癌の検診を受ける。 

血液検査は、しなかった。熱はないけど扁桃腺が腫れているみたいと問診で言ったけど

それは内科に行ってくださいと言われた。

がん検診だけして2週間後、結果を聞きに行くことになり病院を出た。

後になってからだから思うのだけど

ここで血液検査していたら もしくは内科に行って血液検査していたらもっと早く発見できたのにと滝汗

子宮頚がんは何度かした事あったけど初めての子宮体癌検診。検査をすると出血がありますと言われ 出血した。子宮の中の細胞を少しとるので傷がいく普通の人なら大丈夫なんだろうけど‥‥

このがん検診からダラダラと出血が止まらなかったがいったい検査でどの位出血するのかわからなかったし次の生理日にも近かったので続けて生理になってしまいまだまだこの頃は、出血に対して疑問に思ってなかった。

 

2016年4月30日耳鼻科受診

喉のリンパ辺りがまだ腫れていた。痛みはない。ここでも血液検査はしなっかた。生理の出血が多かったから漏れてないかすごく気にしながら。毎回、生理の量も多めだったしまだおかしいと思っていなかった。

 

2016年5月2日  耳鼻科再診

まだ喉のリンパが腫れてこの頃には37度ちょっとの微熱があった。

主人はゴールデンウイーク前に帰省していた娘を1人暮らししているマンションに送って行くこ事になり一泊することになっていた。嫌な予感がして家にいて欲しいとお願いしたけどやっぱり娘を送って行ってもらう事にした。

どんどん出血がふえていく気がした。夜中にひどい寒気がして怖くなり

「出血が酷いんです。助けて下さい。」と病院に電話した。

「今夜は様子を見て明日受診してください」と言われた。

救急車を呼ぼうか悩んだけど、そこまでではないと思ってしまった。

 

2016年5月3日

朝には、少し落ち着いた気がした。自宅から少し遠い産婦人科。自力で車で運転して行く自信がなかった。

新聞で見ていた救急当番医が明日近所の内科だったのでそこに行こうと思った。

夜には、トイレに行くのも命がけだなって思った記憶がある。耳鳴りがすごかったが、疲れた時はよく耳鳴りがするから特別おかしいと思わなかった。

 

2016年5月4日 内科でやっと血液検査

世間はゴールデンウィークの真っ只中。病院も休み。ちょうど近所の医院が当番医だったので病院に行こうとは思っていたけど、まだためらっていた。主人は、ゴールデンウィークで休みで家にいたのに大丈夫と言い張り病院に連れて行ってもらわなかった。

主人は娘と買い物に出かけてしまった。

 

だんだん

ザーッという耳鳴りがひどくなり階段を上がるのもやっと

心臓の音も耳に響くような感じになった。

主人達が買物を終えて家に帰ってくるのを待つともう診察時間が終わってしまう。

自力で運転して行く事にした。点滴したら治るぐらいに思って‥‥。

車で5分くらいのところなので大丈夫と思ったが実際は大変だった。

病院前には見えてなかった黒い筋が病院についた頃には見えていた。

あとで眼底出血だとわかる。

救急当番の病院は、あと15分で診察が終わるところだったからか空いていてすぐ診てもらえた。

先生が私の顔を見るなりびっくりしているようだった。

採血結果を待つ前に、何やら点滴と血の注射みたいなのをした。

先生が主人を呼ぶように言ったので主人に電話をした。まだ買物から帰って来る途中だった。しばらくして病院に来てくれた。

「実は、機械が壊れていることもあるので3回血液検査をしたけれど、どれもうちの病院では診ることができないような大変な数値です。血液内科のある病院に送りたいけど、市の一番大きな病院に一応検査に行って欲しい。それで結果を持って戻って来て欲しい」と言われた。

血液検査の結果はやっぱり良くなかった。

近所の内科に戻り先生が、大学病院に目の前で電話で問い合わせてくださった。病院から救急車に先生も一緒に乗って家から1時間半離れた大学病院に搬送して下さった。

私みたいなのが救急車に乗っていいの?しかも先生まで一緒にいいの?

先生は「サプリメントの飲み過ぎかもね。だから大丈夫!」と嘘を言って少し安心させて下さった。

まだまだ大丈夫だと思っている自分がいた。