前回は 疲れが残るNG食材をざっくりとご紹介しました。
精神的なストレスや身体的な疲労、内臓の炎症などなど、息すって吐いて生きてるのも 人って大変なんです。
このストレスの消防担当が 「副腎」。
そして消防隊が「副腎」から分泌されるコルチゾール。
でもあまりに 炎上箇所が多すぎたら コルチゾールを分泌する「副腎」は負担が増えてへっとへとに疲れちゃう。
すると コルチゾールの分泌は減る→ 炎上延長 →体に負担が残ったまま
そこで「副腎」に負担をかけない、且つ副腎にとっても良い食材を意識して摂ることで 「副腎」疲労を軽減してパワーアップもできることを今回はご紹介します。
ズバリ 疲れが残るならこれを食べろ!OK食材一覧 です。
香味野菜
まず一番最初に意識して摂ってほしいのがこの食材。
香味野菜とは、ネギ、にんにく、玉ねぎ、ショウガ、ニラ 等。
これらの食材は 肝臓の解毒作用とパワーアップしてくれるんですよ。
肝臓が元気になると、体内のあっちこっちで発生した炎症が抑えられてくるんです。
そうなると 消防隊コルチゾールの出動は減りますよね?
結果 副腎の負担が軽くなってくるという訳。
下仁田ネギのホイル焼きなんて 絶品ですよ~
ニンニクとニラとレバーで スタミナ野菜炒めも元気もりもりになりそう♪
ハーブ・スパイス類
肝臓の働きをサポートする作用があるハーブ類。
ローズマリー、パセリ、ミント、オレガノ、バジル、ターメリック、シナモン、パクチーなどが特にオススメ。
パクチーといえば、2016年の最も人気のあったフードとして表彰されてましたよね。
てんこもりのパクチーのお鍋なんて 最高じゃないですか。
美味しくあったかい食事で 肝臓をサポートしてあげると、これまた結果「副腎」の負担を軽く出来ますから積極的に食べたほうがいいですよ。
良質な油
n-3系のオイルはとにかく毎日摂るべき食材です。
EPA、DHA、アマニ油、エゴマ油などのα-リノレン酸が豊富に含まれているオイルがそうです。また、ココナッツオイルに含まれる 中鎖脂肪酸もよいと言われています。
これらの油は コルチゾールを作るのに必要なんです。
魚と肉
たんぱく質です。
ホルモンや組織の細胞や体の組織の材料となるたんぱく質は 必須ですね。
植物性よりは 動物性たんぱく質である魚や肉には、たんぱく質や脂質が豊富に含まれているから 「副腎」の健康には欠かせません。
ただ、魚に関しては小ぶりなものを選ぶのがポイント。
魚は重金属を溜めやすい大型魚よりも まな板にのるサイズがベター
以上となります。
朝食にOK食材である 魚・肉を食べて エゴマ油で作ったドレッシングをパクチーサラダにかけて ネギのお味噌汁を食べれば 「副腎」の疲労回復絶大ですね。
さて 前回NG食材を我慢して食べないのは ストレスでは?
と思った方もいるので補足します。
ストレスとは精神的なものもありますよね。
我慢=ストレスの元 であるなら本末転倒。
そこで NG食材の摂りすぎないようにすることを念頭に 毎日常用しないようにすることを心がけるといいかもです。
つまりは、6割守って あとはOK食材を積極的にとって「副腎」の疲労をカバーする考えです。
どうでしょうか?
この冬なら豚汁やけんちん汁、しょうが焼きなんていうのも OK食材ですよ。
1年の終わりの12月。
体の疲れも今年のうちに消化させて 穏やかな年の瀬を迎えたいですね。
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