桜家の周りの桜が丁度満開になっています。 5年前の今頃、後何度見られるのかなと思っていました。 あれから4回目の満開の桜を見ています。 風が強く吹いていて、はらはらと花びらが宙を舞っています。 もう少しで桜の季節が終わり、新緑の美しい季節になります。 日本の美しい四季が移り変わっていくのを眺めながら、 自らの行く末を考えていました。 「来む世には心のうちにあらはさむ あかでやみぬる月の光を」 と、西行は詠んでいます。 その歌の心が、少しだけ解ってきたようです。