駅からスマホ片手に歩いていくとそれらしい宿が見えてきました。
縁側に宿の従業員が座ってました。
お互い目が合うも、
従業員は あー 旅行者歩いてるな~って感じで動かず。
私も、ここ・・かな?って感じで、歩を進める みたいな。
看板を見て、あ やっぱここか と入っていくと、
従業員さん慌ててきてくれました。
絶対私の事、宿泊客だと思ってなかったでしょ
中に入ると、入口に沢山の若くて美しい仲居さん(古いのか、この呼び名)
客室係の方が座ってお出迎え。
華やかな美女達と、宿が醸し出す高級感に圧倒されて緊張状態。
この感覚は朧月夜以来だわ
ハイレベルすぎて くつろげねー 全くくつろげねーズラ
案内される途中、インド系っぽい従業員も目にしました。
最近いたるところで、外国人の従業員をみかけるようになったな~。
しかしみんな偉いな、異国の地で働いて。。なかなかできないよ。頑張るんだよ
お部屋ですが、とても素敵でした
さて、ゆっくりする間もなく、
おまんじゅうを買うべく外に出ると
ぶ~~~~~~~~ん と宿の前に車が。いかにも高級そうなベンツでした
ああ こういうので来る人が泊まる宿だから
そりゃスマホ片手にスーツケースひいて歩いてくる私を
宿泊者とは思わないわな(納得)
街中ぶらついてると、先ほどのベンツが。
宿から離れた場所にある駐車場に止めに来たようです。
運転してるのはなんとさっきのインド系っぽい従業員じゃないですか!
お おい 大丈夫なのか、ベンツなんて運転して
!
さっきは異国の地で頑張る彼を暖かい目でみていたけど、
実は国に帰ると広大な敷地に建つ豪邸に住み
子供の頃から三輪車代わりにベンツを運転してるようなおぼっちゃまなんだわ。
ほんでもってマサチューセッツ工科大学あたりを卒業して
三か国語位喋れるエリートなんだわ。
こちらの心配をよそに、
手慣れた運転操作でピタッと駐車した姿をみて、そう思ったのでした。。
なーにが 頑張るんだよだ。
私こそ頑張れ だったわ
しかしな、駐車場に止まってる車が高級車ばかり。。
もし愛車の軽で来てたら、ここに並んでる訳で。。
にやあとしながら宿に戻ったのでした。 続く