http://ameblo.jp/kokubu-sachiko/entry-10114935216.html
国分佐智子さんがご自身のブログで観劇報告をしておられたチェーホフの戯曲 『かもめ』のお芝居を、先週の金曜日、赤坂ACTシアターで見てきました。
地下鉄赤坂見附駅を出て、暮れなずむ一ツ木通りを進みます。
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赤坂サカスを訪れたのは初めて。2つの劇場のために、本社ビルの前の敷地を大きく使い、ド派手に演出しておられます。
敢えてさくら坂を通らず、赤坂Bizタワーを回りこむ形でアプローチ。TBSさんの建物が見えてきました。
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当日券は5000円。
当日券は立見席しかありません。しかも、両側に寄っています。
実は立ち見の席にも予約席があったぐらいの、大盛況だったのです。
用心のために、オペラグラスも当日劇場内で購入しました。
TBSさんの建物を前に、手前が赤坂BRITZ、奥が赤坂ACTシアター。
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でも、さすが立ち見は避けた方がいいです。
途中から、床に膝を立てて観ようとしたら、係員から注意されました(;^_^A
ちなみに、国分佐智子さんが舞台初ヒロインを勤められた『見よ、飛行機の高く飛べるを』でも楽日は立ち見が出る大盛況。
立ってご覧になった方々の「痛み」がわかりました(;^_^A
ACTシアター。
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チェーホフの四大戯曲の一つ「かもめ」・・・。
実は、私、戯曲とし読んだことはなく、劇としても観たことはありません。
だから、フレーズとして知っている「私はかもめ・・・」も、今回、美波さんが演じられたニーナの言葉で初めて、意味を知りました。
もっとも、観劇後も、はたして意味を理解したといえるのかは、自信がありません。
ACTシアター正面。
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藤原竜也さんが演じた、純粋な青年トレープレフと、美波さんが演じた、情熱的で上昇志向の強い娘ニーナ。
鹿賀丈史さん演じる、目先の欲望に弱く小ずるい「中年男」の典型ともいえる、
すれ違いがもたらす劇的な結末と、彼らを取り巻く群像・・・。
まとめればそれまでということになりますが、私の観劇能力の低さのためか、演出の弱さのためか、原作の構造のためか、周囲の群像についての理解は、観劇後読んだパンフレットの記述ともずれていました。
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何よりも、「私はかもめ・・・」と独白するニーナの気持ちを、チェーホフの時代から見た新しい女性の姿、言い換えれば、いまどきの陳腐なお話と割り切っていいのか、自信がありません。
取り巻く群像の姿を、「初見」の私には捉え切れなかった感じがあります。
正直、原作の戯曲を読んだ上で観劇すべきだったと後悔しています。
もっとも、今回の上演は、新訳、新解釈の演出によるものであるため、私の泣き言は通用しないのかも知れませんが。
プログラムは、実際は銀色です。
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立見席で距離があり、マイクを使っていなかったせいか、セリフも聞き取りづらく、その上、立ち続けた疲労も加わってか、演技の一つ一つを確認しながら味わい、考えることができませんでした。
国分佐智子さんがおしゃっておられた、美波さんのかわいさも、実感できるほどしかとは観ることができませんでした。
客席以外は撮影可。メイン階段に並ぶ、芸能界の大御所からのお花の数々。
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ロシアの芝居、鹿賀丈史さんや麻実れいさんといった演技派が加わった舞台ということで、重厚な演技、表情豊かで少々暑苦しい台詞回しを「期待して行った」のですが、割かしあっさり感のある演出。
もしかしたら、トレープレフを演じられた藤原竜也さん、特に彼の声が若過ぎ、トレープレフが与える印象が純粋な方に傾きすぎ、勝手な思い込みやエキセントリックな面の印象が薄まり、それに比例して舞台全体の演技が、「薄味」傾向になったのかなとも思いました。
舞台に合わせてご商売。乗ってみました(;^_^A
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ただ、チェーホフの「かもめ」は古典中の古典。
いわば高校生のときまでに読んでおくべきような作品であり、演劇人からすれば、誰でも知っているゆえに演じにくく、また、誰でもわかっているような「当然の解釈」を「押し付ける」ような演技はしたくない作品なのかも知れません。
ウォッカベースにブルーキュラソーの「トレープレフ」と、ピロシキを合わせた、「かもめセット」1000円也。
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上演後、メイン階段は人であふれ、非常事態のときに間違いなくパニックになり、脱出が不可能になることを予感させ、ちょっとゾッとするものがありました。
そして、メイン階段を登っていく観客の圧倒的多数は、女性でした。
繰り返されたカーテンコールに、彼女達が何を求め、何に満足していたのか、私には断定する自信がありません。
ビールベースにイチゴリキュールの「ニーナ」800円也。
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ご出演は
トレープレフ 藤原竜也さん
トリゴーリン 鹿賀丈史さん
アルカージナ 麻実れいさん
ニーナ 美波さん
マーシャ 小島聖さん
ドルン 中嶋しゅうさん
シャムラーエフ 藤木孝さん
ポリーナ 藤田弓子さん
メドジェンコ たかお鷹さん
ソーリン 勝部演之さん
ヤーコフ 野口俊丞さん
メイド 二木咲子さん
料理人 茶花健太さん
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国分佐智子さんが、明治座の舞台に立たれることになりました!
明治座舞台
11月4日~11月27日
『3丁目の夕日』
ご出演:三田佳子さん、篠田三郎さん、金子昇さん、国分佐智子さん、須藤温子さん、音無美紀子さん、左とん平さん他
公演日程
4(火) 11:30
7(金) 11:30
9(日) 16:30
13(木) 11:30
19(水) 11:30
22(土) 16:30
23(日) 11:30
24(月) 11:30
25(火) 16:30
27(木) 11:30
A席12,000円、B席5000円(明治座チケットセンター基準)
明治座チケット予約センターさんは、団体が9月24日から、個人が9月27日からの予約受付で、03-3660-3900で、10時から17時まで。
また、チケットJCBさんが先行予約受付を開始しておられます。
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