子供が学校へ行きたがらなくなったとき、生活のリズムが崩れ、昼夜逆転の生活が続いていました。

昼間に眠り、午後三時くらいから夕方に起き出し、夜中に活動するといった生活でした。

睡眠障害ではないかと思い、病院へ連れて行きたいと思いましたが、息子は行かないというので行きませんでした。


社会人になったら朝方の生活リズムに戻せるのか、とても心配しました。


二十歳になった息子は今、造園の仕事に就き、朝六時半前には出かけていくようになりました。

不登校だった頃からみるとまさに奇跡です。

今は自分で稼いだお金で、バイクの部品や、洋服を買って生活を楽しんでいます。


やりたいことが見つかれば、自らの意思で立ち上がり、羽ばたいていく時が必ず来るのですね。


心配するエネルギーは不要でした。

息子が不登校だった間は、息子と向き合う時間であり、そして自分とも向き合う大切な時間でもありました。

このつらく長く感じる時があったからこそ、今がとても輝き、幸せを感じます。

大切な時間をプレゼントしてくれた息子に感謝しています。





応援ありがとうございます
人気ブログランキングへ