「節電しても電力不足、2010年並み猛暑なら西日本厳しい」
節電努力があったとしても、今年の夏が2010年並みの猛暑となった場合は、電力不足が大きな問題になりそうだ。特に西日本地域は、関西電力の大飯原子力発電所3、4号機が再開しても厳しいとみられている。
政府が23日開催した電力需給をめぐる第三者委員会で、沖縄電力を除く電力9社が発表した見通しによると、周波数60ヘルツの西日本地域の電力需要に対する供給余力を示す供給予備率は、マイナス3.6%(343万キロワットの供給不足)。これは再開に向けた議論が進む関電大飯原発3、4号機(計236万キロワット)が再稼動できたとしても電力不足を補えない水準と予測されている。
個別に見ると予備率がマイナスとなったのは関電、九州電力、北海道電力の3社。関西電力の予備率は最も低くマイナス16.3%(495万キロワットの不足)となった。
一方で、中部電力の予備率はプラス5.2%(137万キロワットの余裕)と最も高い。東京電力は4.5%のプラスだった。また、周波数が50ヘルツの東日本地域の予備率はプラス3.7%。全国の供給予備率はマイナス0.4%となる見込み。
ブルームバーグより