自己判断はどこまで大丈夫なのか | 【ストレスフリーな毎日をプロデュース】しなやかなメンタルを育み、人生百年時代に何度も訪れる逆境を前向きに乗り越える力を身につける

【ストレスフリーな毎日をプロデュース】しなやかなメンタルを育み、人生百年時代に何度も訪れる逆境を前向きに乗り越える力を身につける

医療従事者がストレスフリーな毎日を過ごすために役立つ「心の整え方」「これからの働き方」「人との付き合い方」をお伝えしていきます。



「自己判断はどこまで大丈夫なのか」という問いに対する答えは、「

自分一人で責任を負える範囲まで」です。


しかし、医療現場ではその範囲は非常に限定的です。


自己判断してよいこと

  • あらかじめ決められた手順やルールの範囲内で行動すること
  • 自分の担当業務の優先順位をつけること
  • 緊急時に患者の安全を守るための初期対応(その後速やかに報告・相談する)


自己判断してはいけないこと

  • ルールや手順を勝手に変更する
  • 医師の指示を自分の解釈で変更する
  • 「いつもこうだから」と確認を省略する
  • 異常を「大丈夫だろう」と決めつける
  • 組織に影響することを相談なしで決定する


判断に迷ったときの基準

次の3つの質問を自分にしてみます。

  1. ルールやマニュアルに沿っているか。
  2. 患者や組織に影響する可能性はないか。
  3. 迷うなら、相談・確認した方が早く安全ではないか。


このうち1つでも「いいえ」や「分からない」があれば、自己判断ではなく相談・確認が基本です。


⭐️まとめ

自己判断そのものが悪いのではない。問題なのは、「確認すべき場面で確認しないこと」である。


管理者には判断力が求められますが、その判断は独断ではなく、ルール・情報・周囲との連携を踏まえたものです。


経験が豊富な人ほど「自分は分かっている」と思い込みやすいため、「迷ったら確認することは、能力不足ではなく安全を守る専門職としての行動である」という文化を育てることが重要です。