面談でのコーチングは、
「答えを教える」のではなく、相手の考えや強み、可能性を引き出し、自ら行動できるよう支援する関わりです。
特に看護・医療現場では、指導や評価だけではなく、相手の主体性を育てる面談が重要になります。
面談での基本的な流れ
① 安心して話せる関係づくり
まずは相手が話しやすい雰囲気を作ります。
- 否定しない
- 話を遮らない
- 評価を急がない
「最近どう?」
「何か困っていることはある?」
など、入りやすい問いから始めることが大切です。
② 現状を整理する
相手の状況や気持ちを整理していきます。
- 今どんな状況?
- 何が一番気になっている?
- どんな時に難しさを感じる?
相手は話しながら、自分自身の考えを整理していきます。
③ 望む状態を明確にする
問題だけではなく、「どうなりたいか」に視点を向けます。
- 本当はどうなったらいい?
- 理想の状態は?
- うまくいったとしたら何が変わる?
目標や方向性が見えることで、前向きなエネルギーにつながります。
④ 行動につなげる
最後に、小さな行動を具体化します。
- 今できることは?
- 最初の一歩は?
- 誰に相談できそう?
大きな変化よりも、「まずやれること」を明確にすることがポイントです。
面談で大切なポイント
- すぐ答えを与えすぎない
- 「なんで?」より「何があった?」を使う
- 評価や注意だけの面談にしない
- 結果だけでなく、努力や姿勢を承認する
コーチングを活用した面談は、
“相手が自分で考え、自分の力で前に進めるよう支援する時間”です。
管理者にとっては、「人を動かす」のではなく、「人が動ける状態を作る」関わりが大切になります。

