仕事とプライベートはエネルギーの循環 | 【ストレスフリーな毎日をプロデュース】しなやかなメンタルを育み、人生百年時代に何度も訪れる逆境を前向きに乗り越える力を身につける

【ストレスフリーな毎日をプロデュース】しなやかなメンタルを育み、人生百年時代に何度も訪れる逆境を前向きに乗り越える力を身につける

医療従事者がストレスフリーな毎日を過ごすために役立つ「心の整え方」「これからの働き方」「人との付き合い方」をお伝えしていきます。



■「公私を分ける」という従来の考え方の限界


「公私を分ける」は、日本でもよく聞く価値観で、責任感やプロ意識の表れでもあります。


ただし、この考え方には以下のような落とし穴もある。


感情の切り離し:

職場での感情を押し殺すことが「プロらしさ」とされ、無理な我慢やストレスの温床になることがある。


二重生活的な疲れ:

仕事とプライベートで“別人格”を演じることが続くと、自分のアイデンティティが揺らいだり、自己一致感(authenticity)が失われたりする。


境界が曖昧になる現代的課題:

テレワークや副業、SNSなどにより、公私の境目が薄れつつある中で、従来の「完全に分ける」という発想が現実に合わなくなってきている。




■「公私の循環」という新しい視点


「分ける」ではなく「循環する」と捉えると、以下のような意識の変化が生まれます。。



1. エネルギーの流れに着目する

プライベートで得た癒し・刺激・学びが、仕事にポジティブな影響を与える。


仕事での達成感や成長が、自信や満足感としてプライベートに波及する。


→ 仕事も私生活も“エネルギーを生み出す源”として、お互いを潤す存在になる。


2. 「切り替え」よりも「つながり」重視

ON/OFFのスイッチより、“今の自分の状態をどう流すか”に意識を向ける。


仕事中でも私的な感情が役に立つ場面(共感、創造性)があるし、私生活でも仕事で鍛えたスキル(計画性、コミュ力)が活きる。


→ 境界をなくすのではなく、境界を柔らかくすることで、両者が滑らかにつながる。


3. 自己成長の循環としての公私

公=社会での自己実現、私=自分の内面と関係性の充実。


この2つは表裏一体で、どちらかだけでは人は満たされない。


→ 自分という存在を“循環系”として捉えると、公私のバランスではなく、調和と流れにフォーカスできる。




■実践のヒント

「今、自分にとってどちらがエネルギーを補給してくれるか?」という視点をもつ。


仕事で得た気づきを日記や会話で私生活に反映させる。


プライベートで得た感動や経験を、仕事のアイデアや対人関係に生かしてみる。




この「公私循環論」は、働き方改革、ウェルビーイング、マインドフルネスとも親和性がある考え方だと思います。


単なる“働き方”の話を超えて、“生き方”そのもののデザインとも言えるかもしれません。




 

 

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