オーラNISMO パワーアンプ取付 後編 | サウンドピュアディオ井川のブログ

オーラNISMO パワーアンプ取付 後編

今日ご紹介する1台は、先日の宇部店の完成車から、日産のノート・オーラNISMOです。

 

 

 

日産オーラは上質を売りにしていて、その中でオーディオも上質というCMのイメージに反して、

音に不満を持たれて入庫する確率の高い車種です。

 

 

 

前編ではピュアディオチューンのステレオタイプのハイローコンバーターをモノラル化して、

2連結した贅沢な状態でRCA化して・・

 

 

 

 

 

ナカミチのPA-2002のチューニングバージョンを取り付けて、

低ロスで更に音に色付けなく再生する予定で一度完成させたのですが・・

 

 

 

 

そもそのディスプレイオーディオの出力自体がフラットとは言えず、

あれこれとサウンド設定を動かしてもフラットにはならず、

PA-2002の良い部分が全く活かせていませんでした。

 

 

 

 

 

それにプラスして、ダッシュのJU60ツイーターが最初の取付の時と条件が変わっていて、

かなり高音域の吸音が出ていて、

そこを加味して調整を行なうとディスプレイオーディオの調整ではどうにもなりませんでした。

 

 

 

 

 

 

そこでアンプの銘柄を純正のディスプレイオーディオに合わせた特製のブラックアンプに交換して、

更にアナログの30バンドイコライザーを取り付けて、細かく音調整を行いました。

 

 

 

 

 

ただ吸音部分に関してはイコライザーで足すだけでは音が荒くなるので、

ドアのZSP-MIⅮの上限周波数を上に上げたり、

ピュアコンの値を変えてJU60の下限周波数をやや下げて吸音部分を補正して、

当初のストレートに音を送って良い音を目指すから、

あらゆる部分で補正を入れて本来の音に近くするとやり方を変えました。

 

 

 

 

 

 

一度目の完成の時にDEENの池森秀一さんのボーカルを聴いた時に、

「これでは納車出来ない。」と判断して、営業を担当した専務にシステム変更をしたいと申し出ました。

 

 

 

 

池森さんとは2007年に初めてお会いして、

17年間で40回ぐらいお目にかかって生の声を聞いているので、

パッと聞いただけで合っているかズレているか直ぐに分かってしまいます。

 

かなりの時間をかけて池森さんをはじめとして、

多くのボーカリストの声が正確に聴ける様にセッティングを行いました。

 

 

 

昨日お客様はお車を取りにみえて、音の仕上がりには満足して頂けました。

 

 

 

ノートオーラに関しては、

これまでベーシックパッケージからフルシステムまで多くの車両の作業を行ってきていますが、

その年式によるディスプレイオーディオの音の差に全て対応して来ていますので、

「車の質感は良いけれど、オーディオの音がちょっと?」と思われておられる方は

是非サウンドピュアディオにご相談下さい。