トヨタ・ノア カーオーディオの音質アップ その3 | サウンドピュアディオ井川のブログ

トヨタ・ノア カーオーディオの音質アップ その3

今日ご紹介する1台は、昨日の福岡店の完成車からトヨタのノアです。

 

 

 

 

トヨタ純正のディスプレイオーディオを使ったフルシステムも、よいよ完成の域に入りました。

 

 

 

 

リアのアンダーボックス周りはアンプボードが完成して、

ピュアコンは8ピース構成の物をラゲッジに取り付けて、アンプから最短で結線して、

そこで音域とインピーダンスと大まかなレベルを調整して、右左の高音と中音に分けて、

合計4本のスピーカーケーブルでフロントに送っています。

 

 

 

 

音調整の時にピュアコンの値をあれこれと変えて、

値が決まったらボードの蓋を取り付けたら純正の様な仕上がりになります。

 

 

 

 

 

スピーカーは前に乗られていたお車から移設して来ていますが、

先代のお車がドアの中ほどに近い部分にスピーカーが付いていたのが、

新しいノアではかなり下の方になって、ドアの小物入れもあるためにかなり高音に近い部分が不足して、

ミッドの上限周波数を決めるコイルはかなり巻きの少ない物を使用して補正しています。

 

 

 

 

ツイーターはドームが大きいB&W製の物ですが、

いつもより周波数レンジを広げて中音域に近い周波数まで再生させて、

ドアのZSP-MIDと合わせてフラットに近い音を表現しています。

 

 

 

 

それと先代のお車ではデッキにCD-700KKを使われていて、

1DINサイズのナビと組み合わせておられたのを、CD-700KKは助手席下に取り付けて、

ボリューム位置を固定して、ラインアンプとして今回は使用しました。

 

 

 

 

 

以前はナビとCD-700間は4chのハイローコンバーターを2ch化した物をお使いでしたが、

今回2chモデルをモノラル化した物を2連結に換えていて、

この2つの違いは左右のセパレーションと音の艶が良くなっていて、

これまでのモデルも音が良かったのですが、

限界までディスプレイオーディオの音を良い状態でRCA化したとでも言いましょうか、なかなかの優れ物です。

 

 

 

 

 

 

RCA化した信号はピュアディオチューンのデジタルプロセッサーを通してパワーアンプに送られて、

タブレットを繋いでイコライザーとチャンネルディバイダーの調整を運転席で行います。

 

 

 

 

 

ディスプレイオーディオの3トーンとフェダーも少し動かして、

ピュアコンの値合わせと合計3か所で音調整を行って、

トヨタ純正ディスプレイオーディオをベースにしたフルシステムが完成しました。

 

 

 

今回ハイローコンバーターを新しくした以外は、先代や先々代のお車から移設して来ていて、

一台当たり10年は乗っておられるのでもう20年以上のお付き合いで、

移設作業で20年以上使われている製品が半分以上なので、

フルシステムの割には1年で考えたらけっこうお買い得な買い物だと思います。

 

 

 

移動しながら良い音というか、元の楽器の音やボーカル音に近い音で音楽を楽しめるという事は、

至福の時間を過ごせるのではないでしょうか?

 

 

 

 

最後になりましたがノアのお客様は毎回長崎県からお越し頂いています。

 

 

 

遠方よりのご来店ありがとうございました。