MC後ヴェゼル スピーカーの音質アップ 前編 | サウンドピュアディオ井川のブログ

MC後ヴェゼル スピーカーの音質アップ 前編

今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、マイナーチェンジ後のホンダ・ヴェゼルです。

 

 

 

 

パッと見た感じヴェゼルでもどこか違う?と思っていたら、

何カ所がマイナー後と明らかに分かる差がありました。

 

 

 

 

オーディオはホンダ純正のディスプレイオーディオで、ベーシックパッケージの取付と、

ベーシック防振とセメントコーティングの施工を行います。

 

 

 

まずはノーマルの状態で聴き慣れた音源を聴いてから作業に入ります。

 

 

 

まずはドアの内張を外して、方ドア2層の防振の施工ですが、

ヴェゼルは防水シートに吸音用のゴムが付いているので、2層の防振でも2・5層分ぐらいの効果が得られます。

 

 

 

 

一般的に周りがプラスチックでネジが1本止めで下に2カ所のロックで止めている

純正スピーカーは音が悪いと言われていますが、

何故か豪華な見た目のトレードインスピーカーには出せない音が再生出来るのがベーシックパッケージの特徴です。

 

 

逆にトレードインスピーカーが音域による音の強弱が何カ所も付けてあるので、

そこが不自然で嫌という方もおられて、トレードインを外してベーシックという方もけっこうおられます。

 

 

 

防振作業は指で外板裏をはじいて、響きの周波数と中心を調べて、

どこにどんな税質を貼るかマーキングして行きます。

 

 

 

 

調査が終わってマーキングを行ったら、指定された場所に指定された材質を貼って行きます。

 

 

 

 

 

写真は4種類の共振点の違う材質が全種類写っていて、

シルバーの防振マットは2枚6対4にカットしてあるので、合計10カ所をピンポイントで防振しています。

 

 

 

 

外した内張は一度吸音フェルトを剥がして・・

 

 

 

 

 

表面全体をマスキングして、裏側はコーティング剤が浸みてはいけない場所を細かくマスキングして行きます。

 

 

 

 

その後機械と手作業でツルツルのプラスチック面に粗目を付けて、セメントコーティングの下地を作りました。

 

 

 

本来はフロントのドア2枚の防振でベーシックのトリプルパッケージの予定で作業を進めていましたが、

お客様からのご要望でリアドアの防振も加えたいという事で、リアの作業にもかかりました。

 

 

 

今の時点ではここまでで、これより先は『後編』でお届けしたいと思います。