N-ONE べーシック・トリプルパッケージ取付『前編』 | サウンドピュアディオ井川のブログ

N-ONE べーシック・トリプルパッケージ取付『前編』

今日ご紹介する1台は、現在の宇部店の作業から、ホンダのN-ONEです。

 

 

 

 

 

ホンダ純正のナビオーディオを装着した状態で入庫となって、

ベーシックパッケージの取付と、ベーシック防振とセメントコーティングの施工の、

トリプルパッケージの作業を行っています。

 

 

 

 

 

 

N-ONEのスピーカーはドアに16センチのフルレンジでツイーターは付いていません。

 

 

 

 

ネジ1本止めで周りがプラスチックで音が悪いから交換しないといけないと一般的には言われていますが、

先日もカロッツェリアのトレードインスピーカーを外して純正に戻した例もあるぐらい、

使い方によっては生音・生声に近い表現をする事が出来ます。

 

 

ピュアコンを通して音に重みを付けて、こもった周波数はこもらない様にして、

出にくい高音は後付けツイーターに任せると不思議な事にトレードインスピーカーでは

とても表現出来ない音が表現出来る様になります。

 

もちろんここのスピーカーを交換すればもっと良い音になるのですが、

世の中に出回っているスピーカーはクセの強い物ばかりで、

スタジオ的な自然な音色で鳴らそうとすると銘柄がかなり限られてしまうのと、

ここをノーマルで使うのがコストパフォーマンス的に優れているので、

ベーシックパッケージという手法をお勧めしています。


 

 

入庫時にはまずノーマルの音を確認して、音がかったるかったので、

ナビにパッケージされた強弱が付いているイコライジングがされていました。

 

 

 

 

試聴が終わったら全車スペアナ測定を行って、施工の前と後でグラフの違いを確認します。

 

 

 

そうは言っても測定はモノラルなので、実際に聴感で聴くステレオだと変化が大きいのですが、

あくまで参考に記録を取っておきます。

 

 

 

作業の方はまずドアの内張を外して・・

 

 

 

 

内張りの裏の吸音フェルトを一度外して、ツルツルの表面に粗目を付ける下処理を行います。

 

 

 

 

 

 

下処理が終わったらランダムに厚い薄いを作くりながらセメントコーティング剤を塗って、

内張の余分な響きを消す様にします。

 

 

 

 

昨日の閉店時点の作業はここまでで、これより先は『後編』でお届け致します。