5月5日のイベントの報告 | サウンドピュアディオ井川のブログ

5月5日のイベントの報告

サウンドピュアディオ宇部店は5月3日から5日まで3連休を頂いていましたが、

その最終日の5月5日に自分が主催するデジタル簡易無線のイベントを店内で行いました。

 

 

 

当日は朝宇部店に出て来て、店舗前に置いていた代車を青いノート以外を全て裏の駐車場に移動させて・・

 

 

 

 

13時からイベント開始だったので、12時半ぐらいにはドンドン車が集まって来て、

奥は2重に駐車して、それでも足りなくなったら横と奥の開いたスペースに駐車して、

15台ぐらい車が集まりました。

 

 

 

 

遠い所は大分県や・・

 

 

 

 

 

長崎県と・・

 

 

 

 

 

一番遠い所では大阪府から来られた方もありました。

 

 

 

仕事の出張で大阪から来られる方で、

今回は車で来られて出張期間が終わった後も山口県にや滞在されていました。

 

出張の時以外は無線とネットを組み合わせたワイヤーズXという方向で、

毎週金曜日の21時からの当グループのスケジュールに参加されています。

 

 

 

参加は18名で、まず最初に自分が挨拶を行った後に運営メンバー5人の挨拶がありました。

 

 

 

昨年は運営メンバーの挨拶は3人だったのが今年は2人増えて、

会の名前が『山口西・北九州DCRロールコール』となって、北九州側のメンバーが1人増えたのと、

以前から奇数週のみの運用とさせて欲しいと言ったところを、

偶数週は大分県の経塚山からの運用の『大分DCRロールコール』を連携運用とするために

大分県からのメンバーも加わり、広範囲に学生さんの無線家の方への対応を可能にしています。

 

 

 

運営からの挨拶が終わったらマイクを会場に回して、全ての参加者の方から5分程度のお話して頂いて、

45分進行が進んで15分休憩して会場で歓談してを3回繰り返しました。

 

 

 

 

 

休憩中に日本最年少と言われているヤマグチNOー003局を撮影しようとしたら、

恥ずかしくて椅子の後ろに隠れてしまいました。

 

 

 

そこは小学2年生ですが、昨年は恥ずかしくて皆さんの前で喋れなかったのが、

今年はマイクを持って全員の前できちんと喋ってくれました。

 

無線機を通して相手が見えないと話せるのですが、

去年の全く大勢の前では喋られないからは、大きく成長しました。

 

ちなみにお姉さんは来られていませんでしたが、ヤマグチEM-001局で、

サウンドピュアディオ関連のFM山口の放送に2回出演されて、

自分で一般公募で2回応募されたので合計4回マイクの前に座られて、

もうFM山口の人にも顔を覚えられているという姉弟です。

 

 

 

自分は最初の挨拶以外でもう一度話させて頂いて、

この会の目的は年々しぼんで行く無線業界の復権で、別に無線機を今後販売する訳ではなく、

自分は小学6年生の時に当時のアマチュア無線連盟の会長さんに出会って、

無線工学についての教え方がとても良くて、4者択一の前の記述式の試験で国家資格を得る事が出来て、

更に19歳の時に将来に迷った時に萩市に会長を訪ねて行った時に、

当時オーディオ機器の修理をされる仕事をされていて、アンプが沢山中が焦げた状態で修理に入っていて、

「井川さんの様なインピーダンスがきちんと分かる方が

オーディオの仕事をされたらこんな事にはならなくて、お客さんのためになるのに。」と言われたその言葉で

オーディオの仕事を自営業で始めるきっかけになりました。

 

 

 

当時は無線の国家資格の上級を持っている人がオーディオのエキスパートという事が多く、

また放送局にも無線の上級資格の保有者が多くおられて、

そのおかげで高校生の時に放送局のスタジオに2局見学に入る事が出来て、

自分のオーディオライフはこういった上級資格保持者のおかげと言って間違いありません。

 

会場からも「昔はオーディオのエキスパートの無線家が多かった。」という声も聞かれて、

そういう一つの流れが変わったのは、

自分が高校を卒業した後に起こった違法CB無線家違法パーソナル無線の、

無免許で1級の資格保持者でも出せない高出力を出す無法者が急激に増えて、

まるで統一教会の様に一部の議員が票集めとしてそういった人を利用した事によって、

キング・オブ・ホビーと言われた無線の価値が地に落ちて、

学生さんが無線に興味を持つ人が激減して、海外に比べてこの分野の技術者が減ってしまい、

自分が黄金期の最後の技術者となってしまい、更に運悪くオーディオ評論家がその時期にはびこってしまい、

本当の事を言ってもまるで変人の様な扱いをされて、日本のオーディオは変な方向に行き、

海外勢に負けてしまってオーディオメーカーは上場廃止の連続となってしまいました。

 

 

 

そして今自分が直面しているのは自分と同じ様な考えの技術者が育っておらず、

小・中学生ぐらいから波長の同調のリズムやインピーダンスの整合性が理解出来る若者の育成という事で

このイベントを企画しています。

 

 

 

自分の後継者が見つかればそれに越した事はないのですが、

今の自分があるのは小中高と多くの大人の無線家の方に支えられてきた結果で、

自分とペアを組んで実験したり、勉強して上級の国家試験を受けに行った友達は

後に京都大学の教授になっており、先人から受けた恩を次の世代に受け継ぐことが自分の務めと思って、

仕事の傍らに若者の育成に力を入れています。

 

 

 

約3時間に渡る意見交換などが行われて、最後に宇部店の前で記念撮影を行って、解散となりました。

 

 

 

当日はゴールデンウイークで、移動に6時間以上かかった方もあった様で、

遠くからお越し頂いて本当にありがとうございました。