続・お客様の質問にお答えして 第6話 | サウンドピュアディオ井川のブログ

続・お客様の質問にお答えして 第6話

今回の続・お客様の質問にお答えするは、前回にデモカーの選択についての話題が出ていたので、

それに対するご質問で、「今までのデモカーで最も良かった車は何ですか?」というご質問と、

「80年代や90年代はあまり人が乗らない車を選んで失敗したと書かれていましたが、

デモカーとしての選択を別にしたらどんな車に乗ってみたいですか?」という2つの質問にお答え致します。

 

 

 

まずデモカー兼自分が宇部店と福岡店の往復で使っていた車で最も気に入っていて第一位は、

11万キロという最も長い距離を走ったのはW212型のベンツE550です。


 

 

E550は5500ccのNAエンジンから4700ccのツインターボエンジンに変わっていて、

400馬力オーバーで、しかもAMGよりも乗り心地が良くて、

本来Sクラス用のエンジンをEクラスに積んでいるので日常使いとしては最高の1台で、

芸能人の方も使っておられる方も多い車でした。

 

 

 

そこにプラスして1DIN2段の取付が可能で、

ドアにアウターでZSPシリーズが付くという理想の一台で、

11万キロ走ったところでエアサスの調子が悪くなり、

修理代が約100万円かかるという事で仕方なく手放しました。

 

 

 

程度の良い中古車を買って乗るという手もあったのですが、デモカーとしては古い車になり、

新しいモデルの開発をしないといけないために違う車に乗る事になりました。

 

次のモデルからは1DINデッキが付かないのと、ドアのスピーカーが10センチになったために、

長く続いたベンツのデモカーは今はありません。

 

 

 

そして第二位は2年前まで乗っていたアウディQ5で、デッキの取付は出来なくなったものの、

ZSPの13センチミッドがアウター・インナーの両方で取り付けられるので3年ほどデモカーで、

自分が宇部店と福岡店の往復で使っていました。

 

 

輸入車がディスプレイ化する中で、CD・DVDプレイヤーが付いていて、

2000ccのガソリンのターボエンジンで、ごく短い期間しか生産されなかったエアサスの車です。

 

アウディにしては足回りは固かったのですが、中身はポルシェ・マカンと双子で、

マカンの購入を検討しているお客様が試乗されて、それでマカンの購入を決められたという事もありました。

 

 

 

手放したくは無かったのですが、アウディの新しいディスプレイオーディオ車に対応するために、

eトロンを買う時にディーラーに出しました。

 

 

 

そして気に入ったデモカー第三位は三菱の先代のアウトランダーPHEVです。

 

 

 

この車はお客様が乗られていて、フルシステムを組まれているのを聴いて、

「これはガソリン車ではこの音は出ない!」と、

PHEV車ならではの電源環境の良さの音の違いで購入を決めました。

 

当初は2000ccだったエンジンが2400ccになり、

見た目は変わらなくても2台続けて購入しているので、同じモデルを続けて購入というのも珍しい買い方でした。

 

 

 

ただこれまで輸入車のシャーシーがしっかりしていた車ばかりを乗っていたので、

その辺りは不満もありましたが、日常使いの車として最高でしょう。

 

 

 

そして第四位・五位は同率でスバルのレボーグとWRXS4です。

 

 

 

ディーラーで試乗車に乗って、レボーグの1・6か2・0かWRXS4か散々迷って、

レボーグの1・6と2・0エンジンしかないWRXS4を同時に買ってしまったという変な買い方をしました。

 

 

 

2・0のエンジンに不満は無いが足回りの硬さに不満と、

1・6でエンジンのパワーはいまいちだが日常使いではこの硬さ以上はちょっとという選択で、

2台を交互に乗っていましたが、この2台はお客様から使わなくなったら

売って欲しいという希望が多くて、レボーグが先に売れて、

WRXS4は半導体不足で新車の納期が読めないという時期に売れました。

 

 

 

この2台の前にスバルのXVに乗っていた事があり、こちらは2・0のNAエンジンでしたが、

足回りは一番良かったと思います。

 

福岡市天神のど真ん中で2回ほど展示してデモした事があって、お気に入りの1台だったので、

第六位という事にさせて頂きます。

 

 

 

自分は運転免許を取って最初の車がスバルのレオーネ4WDで、

乗用車を少し車高を上げて四駆にしたという車だったので、

最初の車のイメージが強くてこの車がピタリと来ていたのでしょう。

 

 

 

それではもう一つのご質問のデモカーとしてという条件を外して自分が個人的に何を選ぶかというご質問は、

まずクラスごとに分けると、軽自動車ではホンダのN-ONEが個人的には欲しいです。

 

 

 

いままで2回代車兼デモカーの候補として挙げていましたが、

専務に値段の割に室内が狭いと却下されて来ました。

 

もし自分が日常使いするとすれば重心が低く横揺れが少なく、

エンジンの回転もスムーズなN-ONEのターボ車を絶対に選びます。

 

 

 

まあ軽自動車の割にそれなりの価格はするのですが、

ピュアディオのお客様で乗っておられる方は多いと思います。

 

 

 

 

後値段を全く言わないから何か1台と言われたら、

マイナーな車ですがルノー・アルピーヌのA110が欲しいです。

 

 

 

ディーラーで座席に座った事はありますが、実際に走った事は無いのですが、

自動車ジャーナリストの評価を見ていて、これに乗りたいと思っています。

 

ただしあまりにマイナーで仕事のプラスになるかというと疑問なので、買う事は無いと思いますが、

凄く気になっている1台です。

 

 

 

 

現実的なところではもうモデルチェンジしてしまった車ですが、

先代のステップワゴンのワクワクゲートというハッチが2重になっている車を、

新車があるうちに買っておけば良かったと思っています。

 

 

 

車の荷物の積み下ろしなどは頻繁なので、「これがあったら便利なのでは?」と思っていたら、

いつの間にか変わっていました。

 

自分はNボックスに乗る事がよくあって、

ホンダセンシングも実態の走行に合ってあるなと思って好感を持っています。

 

 

 

最後に現実的に最も欲しい車で、もう今は手に入らない車が、ポルシェ・マカンの初期型の車です。

 

 

 

 

 

前に乗っていたアウディQ5のベースモデルと言える車で、

初期型はクラリオンのナビを外して2DINで好きなデッキやナビが選べます。

 

 

 

これ以上大きくなると日本の道では極端に使いずらくなるというサイズで、

このエンジンと足回りで自由にデッキやナビが選べたらそれは最高でしょう!

 

 

 

書き込んだ文章を見直してみるとかなり自分の独断と言うか、

自分の好みがもろに出ている書き込みですが、最近は走りはいいけどオーディオがちょっととか、

オーディオはいいけどこの内容でもうちょっと豪華な車は無いの?という、

音と車のフィーリングのちょうど良い所が選びにくくなっています。

 

ドライブしながら好きな音楽を最高のサウンドで聴けるという、

これまでは当たり前だった事が選びにくくなっている中で、そんなに何台も買える訳ではないので、

デモカーの選択というのが難しくなって来ているなと、文章を書きながらつくづく感じました。