クラウンスポーツ ベーシックパッケージ開発 | サウンドピュアディオ井川のブログ

クラウンスポーツ ベーシックパッケージ開発

今日ご紹介する1台は現在の宇部店の作業から、トヨタのクラウンスポーツです。

 

 

 

先代の220系クラウンの2画面ディスプレイとは打って変わって、

横長の大画面ディスプレイオーディオとなって、オーディオの駆動方式も変わっています。

 

 

 

ドアスピーカーは220系クラウンとよく似ていますが、駆動方式と周波数幅は変わっています。

 

 

 

ダッシュの中高音を鳴らすスコーカーはレクサスLSよりもインパネの形状がシンプルなために

中音の響きが良く、好印象が持てます。

 

 

 

スコーカー裏にはコンデンサが付いていて、ここで音を制御していましたが、

これは使わずにピュアコンで滑らかに音をコントロールします。

 

 

 

比較的ガラスの反射が少ないクラウンスポーツのダッシュスピーカーですが、

高音域はピュアディオブランドのATX-25ツイーターで鳴らして、中音域のみ純正スコーカーで鳴らして、

きめ細かい高音を再生させます。

 

 

 

実際にはもっと上のツイーターを使用しますが、初めての車両だったので、

まずはベーシックで音の傾向を確かめてから本格的な作業に入ります。

 

 

 

他にはドアの外板裏の響きを調査して、防振マットと防振メタルの貼り位置を探りました。

 

 

 

内張裏にはセメントコーティングの施工を行って、ベーシックのトリプルパッケージとして一度音を確認しました。

 

 

 

グローブボックス下には比重の高いMDF板を敷いて、

その上にピュアコンの4点セットを取り付けて音を聴いて、

聴感上のフラットになる様に何度もブラックボックスとコイルを交換しました。

 

 

 

コイルは純白のボビンにピンクのラベルの井川が一から手巻きした物で、

機械巻した物に比べて音の透明感に定評があります。

 

 

 

最後にディスプレイオーディオのバス・ミッド・トレブルの3トーンを動かして音調整なのですが、

今回は全てがセンターでも十分に良い音で音楽が楽しめました。

 

 

 

ATX-25のベーシックパッケージで音が決まりましたが、

ATX-30やJU60を使用したアップバージョンやプレミアムタイプの方が

もっと素晴らしい音になるでしょう。

 

 

 

クラウンスポーツは最終的にフルシステムまでアップして行きます。